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なるようになるために。

地域おこし協力隊としての、初任者研修会。最終日に待ち受けたプレゼンをなんとか乗り越え、充実の3日間を終えることができた。個人的ないちばんの収穫は、全国の“同期”と知り合えたこと。SNSでつながることができたし、明日以降、彼らが日本のどこかで頑張っているんだと思えるのは励みになるだろう。

そういえば、昨日は協力隊OBによる事例発表のコマもあって、卒隊後に起業家や個人事業主になる、そんな“先輩”たちの活動が紹介された。その質疑応答の中で、とある受講生から「卒隊後の具体的なイメージや活動は、いつ頃からお持ちだったんですか?」という質問が飛んだ。僕自身も、その未来を憂う気持ちには共感できた。

ただ、登壇したふたりの先輩は、いずれも「なるようになった」というニュアンスを口にする。つまりどちらかというと、事前に熟考して将来を用意していたわけではなかったようだ。家族やパートナーも含めたそのときの自分が置かれた状況に準じて、いわば自然に選択していったという。ちなみに、その後また別の協力隊OBに話を聞いたら、やはりその方も「なるようになる」でキャリアの選択をしてきたようだ。

そして、さらにその方は登壇した協力隊OBの話も含めて「まあ“なるようになる”を実現するための準備は必要だと思うけどね」とも続けた。すなわち、普段の活動の中でしっかりと地域の方々と信頼関係を築き、彼らに未熟ながらも独立していく自分を認めてもらい、支えてもらい、自分がどんな道を選んでも応援してもらえるような。そんな“なるようになるための準備”は必要だということを学んだ。


明日からは、またいつも通りの日常が戻ってくる。宮城県美里町を盛り上げていくため、あるいは自分自身の将来のため、ひとつひとつの活動を積み上げていきたいと思っている。


いつもいつもありがとうございます〜。