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やっぱり上手じゃないこと。

議論するのが上手じゃないなあと思う。自分自身の話である。

地域おこし協力隊としての初任者研修会、2日目。講義を聞きっぱなしだった昨日とは打って変わって、今日はグループワークに取り組んだ。ランダムに振り分けられた5〜6人のグループで、地域課題の解決を想定したシミュレーションゲーム。メンバー同士で意見を出し合い、模造紙にマジックやふせんを駆使してアイデアを書き込んでいく。

その意見を出し合う議論の場で、やっぱり自分はそれが上手じゃないと感じた。“やっぱり”とは、そう思うのは今回が初めてではないということ。これまでもつくづく感じていたことではあるが、今日もまた自分に感じさせられてしまった。

なんというか僕は、議論の中心となっている事柄を解釈しきれずどんどん遅れをとっていき、ひとりでぐるぐる考えて、結果として的外れな意見を言ってしまうのである。自分で結構大きく感じられている違和感は、じつはほかの人にとってはそうでもなく、逆に僕の違和感が彼らに違和感を与えてしまう。そしてその不穏な雰囲気に驚き、あるいは怯み、徐々に口数を減らしてしまうのがよくあるパターンだ。一応終始たのしく活動できたと思っているものの、結局、今回もそうなってしまった。

もうここまできたら「自分はそういう人間だ」「しょうがない」と割り切ってしまえば楽なのかもしれない。ただ、僕はどうやらまだ信じていたいらしい。上手に議論する自分を、そんな夢を思い描いているらしい。

いつもいつもありがとうございます〜。