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今こそ、決断で得た特権を。

東京のアパートを引き払ってから、1週間が経った。当然ながら“あの街”の記憶は未だ鮮明で、頭の中なら一瞬で“あの部屋”に戻ることができる。夜の静けさに包まれると「ああ、もう東京には戻らないんだよな」なんて思わされている。

もし今なお東京にいたとしたら、僕はどんな生活を送っているのだろう。ライティングの仕事を継続しながら、宮城をはじめとする地域と関わる機会を伺っていただろうか。つまり心なしか、悶々とした日々を過ごしていただろうか。

今のところ地域おこし協力隊として地方へ入り込めていることに関しては、良い決断だったと思っている。今の自分の精一杯の選択。町に“オフィシャルな”存在として認知され、各部署のお偉いさん方とも次々にお会いできている。未だ地元の役所へ勤めていることは不思議な感覚でしっくり来てはいないが、これこそ自分自身が望んでいることだったよなと噛み締めているのだ。

今週はまず、ざっくり今後1年間のスケジュールを設定する作業に時間が割かれている。担当の課長はハッキリと明言しないものの、そこではすでに協力隊の任期を満了する3年後を見据える必要もあるだろう。きっと苦しい時間も少なくないと覚悟はしているが、協力隊としての“特権”は使い倒したいと思っている。すなわち、おもに町の関係者とのコネクションだ。あまりこういったことを明記することはどうかとも思うが(笑)、自分の決断によって得たそれを、しっかり活かしていきたいと思っている。


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