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「まちづくり」の良いところ。

自分と同じ美里町地域おこし協力隊の活動が、熱を帯びている。テレビや新聞などにも取り上げられ、連日町内外からの多くのお客さんで、会場は賑わいを見せているようだ。昨年度末から準備を進めていたことも知っていて、率直に、素晴らしい成果が出ているのではないかと思う。

一方で、刺激にもなっている。僕自身、彼女ほどの人を集められていないことは確かであり、メディアに取材・掲載いただくような派手さも見せられていない。いわば“同期”の協力隊の活動を目の当たりにして、自分も頑張らなくてはならないなあとも思う。しかしながら、たとえば彼女をつよく意識して張り合うように頑張ることには、違和感が残る。すなわち、僕には僕の活動が、すなわち「まちづくり」があるということだ。

それぞれの興味や関心、あるいは価値観、キャラクターなどを携えて仕事をするのが、地域おこし協力隊だと思っている。いや、少なくとも僕がいる宮城県美里町は、そうである。だからこそ、結局僕は僕なりのアイデアやスキル、そして人脈と向き合うべきなのだ。そうすることで初めて、自分自身の現在地やビジョンが見えてくるのだと思う。

おととしの4月に着任してからずっと、「まちづくりとはなんだろう」と問うている。れっきとした数字や成果で判断することは、そう簡単な分野ではないだろう。ただ、それは自分なりの答えを表現しやすい世界なのだと、良いところとして捉えてみたい。僕は今日までそうだったように、明日からもきっと、粛々と、自分なりの活動と向き合っていくしかないのだ。あくまで決して、ネガティブな感覚ではない。

いつもいつもありがとうございます〜。