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まちおこしにおける「伝える」の重要性。

地域おこし協力隊として仕事をしていると、伝えることの重要性を感じさせられる。

たとえば観光地を持たない地域が、関係人口をつくりたいと考えていたとする。別にそこは、これまで何にもしていなかったわけじゃない。個人で頑張っているような個性的な事業者がいて、オリジナルの商品があって、ちゃんと地元のお客さんもいる。行政側にだって、事業者や顧客を支援する仕組みもあったりする。では、なぜ町外の人に“関わりしろ”がないのか。話題性が足りないと感じてしまうのか。

それは、しっかり伝わっていないからである。地域の情報が、ひいては魅力が、町外の人や場合によっては町内の人にも伝わっていないこと。事業者たちは普段の仕事に追われることに精一杯で、発信する時間や術を持っていないのだ。いや、もちろん本業に全力を注ぐのはいいことなのだけれども。大前提のことなんだけれども。

だからこそ、僕たち協力隊は「伝える」を担うべきだと強く感じている。前職はライターとして働いてこともあり、着任する前からSNSなどでの発信に注力したいと思っていたが、4月から地域で過ごして行くうちに、最近その思いをより強くしている。

普段の仕事に「取り組む」や新しいことを「つくる」ことも大切だ。むしろそれがあっての発信であるとも思う。そんな中で自分が担える役割を、担うべき役割を、これからしっかり全うしていきたいと考えているのである。

いつもいつもありがとうございます〜。