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誰かを巻き込む技術。

友人に誘われ、石巻市のイベントに参加してきた。おもな目的は地域の農業を学ぶことで、参加者としては実際に農業に取り組んでいる人や、今後都会から移住して農業に取り組みたい人が見られた。僕はまあ友人が事務局を務めていることもそうだが、これから移住・定住促進や関係人口創出の事業を進めていく上で「農業に興味がある人」に興味があり、そのヒントを得られないかなあという思いもあって参加を決めた。

イベントは、大きく2部構成で進んだ。前半ではゲストの農家の方の食材を使ってみんなでランチを作って腹を満たし、後半はゲストトーク。農業に取り組むことになった経緯や現在の活動、そして今後のビジョンなどを話してもらった。全体で8名というちょうどいい人数だったこともあり、作業や食事をしながら(むしろしているからこそ)会話が弾んだし、トークセッションでは活発な質疑応答も行われた。

とても参考になった。これから自分の住む地域でも、10名前後の小規模レベルから、今回のように料理やトークにまつわるイベントができそうだ。というか、やりたい。コミュニティ事業として、やらねばならないと思っている。そのムーブメントが広まれば、それこそ移住・定住促進にも繋がる気もする。

とはいえ、本当にやるべきことなのかと考えてしまう自分もいる。今は割といっぱいいっぱいで、近々のスケジュールはそんなに空いていない。優先順位はあまり高くないわけで、感覚的に「やるべきこと」まで昇華させられない自分がいるのだ。やらないことがいちばんの悪だと頭では理解していても、結局立ち止まってしまっている。

よし、せっかくだからこの勢いのまま誰かを巻き込みつつ、企画まで持っていこう。いい加減、自分を変えなくてはならない。誰かを巻き込んでしまえば責任が生じて、もうやらざるを得なくなる。それは、技術だ。スキルだ。テクニックだ。これから地域で生きていく上で大切にすべきものをしっかりと身につけるためにも、これを公開したら即座に企画書を完成させることにする。

いつもいつもありがとうございます〜。