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謎の停滞期。

「まちづくり企業まだ始めないの?」

最近、仲の良い地域の人からそんなことを言われる。たしかに僕は地域おこし協力隊を卒隊した後も、このまちで活動していくつもりである。そして、その後も今と変わらず、いわゆる移住定住促進や空き家対策などといったまちの事業に取り組んでいきたい。何なら僕には、そのためにUターンしてきた背景もある。

とはいえ、協力隊として1年半を過ぎた今、まだそのために必要とされる起業にまでは至っていない。正直なぜなのかは、よくわからない。今後もこの地元を拠点にしていくつもりではあるが、覚悟が足りていないのだろうか。具体的に食べていくイメージを思い描けていないからだろうか。


「え、なんで移住しないの?」

東京に住んでいた頃、宮城のとある人にそう言われたことを思い出した。2020年の秋頃から宮城には通っていて、まちづくりの魅力にも気づき自分も取り組んでいきたいと感じていた頃。よくわからないけれど、なんだか踏み込んでいない自分がいた。結局それは美里町で地域おこし協力隊の募集が始まったことできっかけを掴むのだが、みすみす人生を停滞させていた。


その時期と今、感覚が重なる。自他ともに将来の答えは出ているはずなのに、自分自身が進められていない。自信や覚悟が結局ないのか、ただただきっかけを待っているのか、謎の停滞期を過ごしているのだ。これに気がつけたということを無理やりポジティブに捉えて、これからの行動を変えていくとしよう。何をしていくのか、どのように稼いでいくのか、しっかり考えながら日々を送っていきたい。

いつもいつもありがとうございます〜。