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未来を見据えるには。

ふらっと書店を歩けば、「投資」や「NISA」の文字が並んでいて、厚切りジェイソンの顔が散見される。老後破産なんていう言葉が話題にもなり、いわゆる一般的には60歳までに2000万円の貯蓄が必要だと考えられているようだ。僕の周りでも、学生時代の友人や地域の方々がしきりに資産形成について話しているが、僕は正直あまりピンと来ていない。ないよりはある方がいいのだろうと思えるけれども、その先の具体的な想像ひいては必要性が至らない。

僕は、未来を考えるのが苦手な人間だと気がついた。たとえば最近は投資以外でも、自分の事業を考えることに苦労している。そのときのタイミングや考え方で、人生を選択してきた影響もあるのだろう。

何気なく、車の運転をしていたときのこと。片側二車線の右側にいた前方の車が、交差点の手前で急に左の車線へと移り、そして左折した。僕はそれを見て「いやいやそっち行くならもっと事前に左の車線に居てよ〜」なんて思ったが、未来を見据えて行動するとはそういうことかと気づいた。

すなわち、今しっかりとその“目的地”を考えることが必要なのだろう。どのような人生を歩みたいのか、どのような影響を社会にもたらしたいのか、この「現在」の地点から答えを備えること。それが未来への具体的な想像へとつながるのだと、きょう運転しながらひどく納得した。当たり前といえば当たり前だが、今まで足りなかった自覚にもつながって、少しばかりの変化と期待を自分に寄せてもいる。さあ僕は、どんな今を、どんな未来を思い描くのだろう。

いつもいつもありがとうございます〜。