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地域における主役たち。

地域の人から「うちの地区でも何か面白いイベントとか企画してよ」という声をかけていただくことが多い。まずひとつ、とてもありがたい限りである。彼らは、僕たち地域おこし協力隊の存在や活動を認めてくれているのだろう。またきっと協力隊に対する彼らなりのイメージもあって、それなりに頼ってくれているのだろう。

ただ、僕の個人的な思いとは、正直まっすぐ噛み合っているわけではない。単純に企画したくないわけではく、たしかに僕たち協力隊は地域にとってのある意味“起爆剤”として、存在しているのかもしれない。しかし当然ながら地域は協力隊だけのものではないし、むしろ我々は新参者。これまでこの地で生きてきた大人たちこそ、そしてこれから生きていく若者たちこそ、主役である気がしてならない。

僕はそんな主役たちが輝くような機会をつくりたいと思っている。たとえば主役自身が抱える「やりたいこと」や「日々の課題」を、実現したり解決したりすること。個人的には、それこそが僕が担う役割だと信じられている。

すなわち「あなたがどうにかしてよ」というよりかは「わたしもどうにかできるかも」と思えること。僕はこれからより一層そんな人を増やしたいし、そんな人が多い地域が、誇りにあふれる魅力的なものに見えるのではないかと思えてならないのである。

いつもいつもありがとうございます〜。