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NTTホームゲートウェイのPPPランプの点灯の違いについて
フレッツ光回線を引き込んで、ひかり電話を利用している設場には、
基本的には、NTTホームゲートウェイという装置が設置されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1718070435625-J9bIjQzEMq.png)
正面にいくつかランプがついていますが、その中にPPPランプがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1718071093961-JAhSu1GcYJ.png)
PPPランプの状態としては3パターンあります。
①緑色
②オレンジ色
③消灯
です。
PPPランプが点灯している①と②では、ホームゲートウェイにて、
PPPoE接続設定がされていて、インターネットに接続されていると考えられます。
したがって、インターネットが利用可能かどうかの確認のために、このPPPランプを見るというのは、確認方法の1つです。
PPPoEのセッションが1つの場合は、緑色で、複数ある場合はオレンジ色になります。
注意が必要なのは、オレンジ色になっている時で、場合によっては、
意図せずに、2つめのPPPoE接続がされている場合もあります。
その場合、他の装置でPPPoE接続したいのに、接続できないというトラブルになることもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1718071763532-uWdsuZRehQ.png?width=800)
詳しくは、別の記事にしていますので、そちらをご覧ください。
PPPランプが消灯している場合は、PPPoE接続がホームゲートウェイではされていないということを意味しますが、だからと言って、必ずしもホームゲートウェイにLAN配線したパソコンからインターネットが利用できないとは言い切れません。
消灯しているにもかかわらずインターネットが利用可能なことがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1718072034394-A0LwH7X2IG.png?width=800)
そのようなケースは、該当フレッツ光回線にプロバイダのIPoE契約がされている場合です。
IPoE契約がある回線では、IPv6のインターネットと通信するためのIPv6アドレス情報が流れてきますので、パソコンをホームゲートウェイにつなげれば、GoogleやYoutubeなどのIPv6に対応したサイトへはアクセスが可能になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1718073661416-6M4sdMxVHS.png?width=800)
そして、yahooなどのIPv4サイトも参照可能なようなら、
ホームゲートウェイは、IPoE(IPv4 over IPv6)対応化しています。
これは、フレッツ・ジョイントという仕組みで、NTTホームゲートウェイに、IPoE対応のソフトウェアがインストールされて実現している機能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1718073757168-2ZpIBPx37X.png?width=800)
ホームゲートウェイがIPv4 over IPv6対応化してしまうと、
ホームゲートウェイの下部(LAN側)に設置したルーターで、
IPv4 over IPv6が利用できなくなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1718072481947-g4yrz7Fa65.png?width=800)
IPv4 over IPv6対応ルーターを自分で用意して利用したい場合は、
ホームゲートウェイのIPoE化を無効にする必要があります。
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