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元友人A

私には大学時代、仲良くなった友人が居ました
彼女をAとします
入部した軽音楽部で、仲良くなりました

最初はAも私も初心者ということもあり、
(大学の軽音楽部は、中学から楽器などを始めてる玄人の集まりです)
同じバンドを組みました
Aはボーカル、私はベースです

部活の演奏会で、Aの歌唱力の高さから
Aは軽音楽部の中枢のバンドに引き入れられました
たぶん、それで調子に乗っちゃったんだと思います

Aに誘われ、Aと同じアルバイトをしました
渋谷のセンター街にある家電量販店(今はない)のレジ
愛嬌があって、男性から好かれるAは人気者でした
「部長にお昼誘われて、ごちそうになっちゃった!」
「部長が、部下に「こういうお嫁さんをもらいなさい」と言っていた!」
などと自慢気です

アルバイト先の男性社員が
「Aさんとwさん(私)雰囲気似てるよね」と言いました
するとA「えぇ~一緒にしないでください!wさんと一緒なんて嫌だ~」などと言っています
侮辱的ですが、私はあまり気にせずにいました

Aはアルバイト先で私の愚痴を、社員に話します
「この前wさんと電話してたら、電波が悪くて切れちゃって~「おやすみ」ってメールしようとしたら、またwさんから電話が掛かってきて、もういいよ!って感じで~(笑)」
「私は歌うまいけど、wさんはベース下手くそで~」
「私は顔可愛いけど、wさんはちょっと…(笑)」
などと言ってます
社員の男性たちは、ニコニコ聞いてます
お喋り…
でも私は、どれも気にせず言わせるがままでいました

Aと一緒にカラオケに行きました
私が歌ってると、鼻で笑ってきます
「この曲はもっと伸びやかな歌声の人が歌う歌だよ、wさんには向いてないよ」
などと批評してきます
上から目線うざい…
でも、これも私はあまり気にしませんでした

軽音楽部の共通の友達、KがAと食事に行く約束をしました
K「◯時にどこどこ前で集合ね」
A「うん、わかった!」
でも当日、待てど暮らせどAは現れません
Kが電話をするとA「ごめ~ん、寝てた~」
怒ったKが「Aは信用できない!もう仲良くしない!」と言いました
私も早い段階で、Aに見切りをつけておけば良かったんですが…

自称男脳のAが言います
「Kちゃんやwさんに悩み事話しても、共感してくれるだけで何の解決にもならない」
「だから私は別の友達に相談するの!」
ああ、そう、好きにすれば?と私は思いました

アルバイト先の男性社員たちを、Aの一人暮らしのアパートに引き入れて、性行為するようになりました
彼氏がいるのに、です
「◯◯さんとエッチしちゃった!」とAは自慢気に言います
「あ、そうなんだ~」と私
特に注意することもなく、気にせずにいました

大好きな彼氏Iさんに、Aは振られました
男遊びがバレたからです
「Aのこと信用してたのに…」とIさんは泣いて、Aの元を去っていきました

Aの性格を言い表すなら、自信過剰、男好き、セックス好き、おしゃべり、信用できない
それでも大学を卒業してからも、Aとは仲良くしていました

社会人になってから、Aと食事に行きました
Aはずっと自分の話をしています
全部自慢話です
「私はモテるから、仕事帰り男性からの食事の誘いで忙しい、仕事帰りに用事がなくて直帰する女の人は可哀想(笑)」
「私は大学時代、◯◯ちゃんから「なんでそんなに歌うまいの?」と言われた」
などと話します

「Aちゃんって自分の話ばっかりだね」と私は指摘しました
Aが少し黙りました
私は「そういえばこの前、こういうことがあってさぁ」と話し始めると
「私もそういうことあったよ!こうこうこうで~こういうことがあって~それでね~」とAがまた延々と自分語り(自慢話)を始めます

私はしばらく聴いた後に、
「ほら、また自分の話ばかりになってる」と指摘しました
Aが黙ります
しばらくの沈黙の後、「そういえばさぁ~」と私が話し始めると、
Aはわざとらしく「うんうん!」と言って「私話し聴いてますよ」アピールをしてきました

うざ…
私は「ちょっとタバコ吸ってくるね」と席を立ちました
Aは何やら考え込んでいます
おそらくAは今まで、指摘されたことがなかったんだと思います

コンパがありました
Aを誘いました
二次会でカラオケに行き、Aが歌いました
皆あまり反応しません
「歌がうまい」という自負があるAは、
褒められなかったことが面白くなかったのか
途中で帰っていきました

Aに婚約者が出来ました
大学時代から日本に住む、中国人の男性(F)です
英会話サークルで出会って仲良くなったとのこと
それでもAは婚約者には秘密で、元カレと会っていました

やめときゃいいのに、私はAにとても繊細でプライベートな秘密を暴露しました
おしゃべりなA
すぐに「F(婚約者の中国人男性)にも話したよ~!」とLINEで報告してきました
私は「え…話しちゃったんだ…」と、落胆しました
話したのはまあいいとして、わざわざ報告してくるところが信じられません
だんだんとAに不信感が募ります

当時病んでた私は、AにFacebookのMessengerでいろいろ相談をしていました
とても深刻な悩みです
Aは幸せボケか「あはははは!」と私の悩み事を嘲笑し、あまり聴いてくれませんでした
この恨みは後々まで響きます

FとAと私で、お出掛けすることになりました
レンタカーを借りて、地方の観光スポットに行きました
運転は主にFです

食事処に入りました
Aは、「ちょっとトイレ行ってくる」と言って居なくなり、
私とFの二人きりになりました
気まずさから、私はFに話しかけます
Fは私に「一切お前に興味ない」という態度で
「あっそ」と言って、
スマホに夢中です

Aがトイレから帰ってきました
「お化粧直ししてたの!」
Fは「うん、可愛い!」と言ってスマホを置きました
何この差別

帰りのレンタカー内で、私は居ないものとして扱われます
F「今日家に帰ったら、今日もエッチしよう!」などと言ってます
助手席のAが「えぇ~どうしよっかなぁ~」などとイチャついてます

私は後部座席から「話聞こえてるよ~」と声をかけました
Aは「こえ~!!」などと言ってます
いや、私を居ないものとして会話してるのが悪いんだろう、と思いました

Fは「日本はしばらくヤバい状況になる、その間海外で暮らして、日本が大丈夫になってから、また日本で暮らそう」などとほざきました
私はそんな考えの人に、日本に住んで欲しくありません
Fへも不信感です

FとAの結婚パーティーが開催されることになりました
招待状が届きます
FもAも大嫌いになってた私は、もちろん参加しませんでした

しばらくしてからAから「旦那の仕事の都合で、念願の海外に引っ越すことになった!」とFacebookのMessengerで連絡してきました
Aは英語の勉強をしていて、日頃から「海外に住みたい」と言っていたので、願いが叶ったことになります
私はMessengerを無視しました

ある日、暇になった私がAに返事をしてみました
「Aちゃん、久しぶり!海外生活の様子はどう?」
Aは喜んで返事をしてきます
「海外生活はこうでああで、こんなに大変で」
またしても自分の話ばかりです

大学時代、共感だけされるのを否定していたA
でも私は「そうなんだ、大変なんだね、無理しないでね」と返しました
男好きで信用できないA
既読はされど、待てど暮らせど返事は返ってきません

「なんかよくわからないけど、返事返ってこないなら、もうAちゃんに連絡しないね」と私は送りました
Aは「そんなこと言わないで!話しもっと聞いて~」とすがり付いてきます

私は今までの思いの丈をぶつけました
「海外生活するのが夢だったんでしょ?何今更泣き言いってんの?」
Aは「こんな生活だとは思ってなくて…」と言います
私はAの得意の「あはははは!」で返しました

そして「私の秘密Fに話しちゃったでしょう、あれあり得ないから」と私は言いました
Aは「えっ?!なんで言っちゃいけないの?おじいちゃんにもおばあちゃんにも、お父さんにもお母さんにも、弟にも妹にも話したけどまずかった?」

どこまでおしゃべりなのか…
もう信用できません
もっと早くに気付いてれば良かったんですが

私はAをブロックしました
それからもう10年近くなります
結婚当初わめいていた「私近々お母さんになるんだよ!」という言葉は、未だに実現されていなそうです(堕胎を繰り返してた為)

皆さんは、信用できるお友達を作ってください
私との約束です

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