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仕事のオボエカタ

こんにちは。
兼業面接官Zと申します。

私は某中小企業で、物流関係の管理業務に従事しています。

と言いつつ、かれこれ十年くらい会社に面接官を兼任して行っています。
基本的に、新卒・中途関係なく、一年中どこかの採用の時には面接を行っている感じです。

今回は、個人的に考えている「仕事のオボエカタ」について、書いていきたいと思います。

このアカウントは、定期的にこういった読み物を更新していこうと思っています。
肩の力を抜いて、軽い気持ちでお読み頂けたらと思います。


1⃣仕事ってなんだろう?

いきなりですが、「仕事」ってなんですかね?

・・・・
・・・・

「事に仕える」という字のごとく、私にとっては「社会で起きている”事”に対して、仕えている」ように思っています。

・・・・まぁ、あくまで「最近」思っていることなのですがね(笑)

正直、今でもずーっと「仕事ってなんだろう?」とは思っています。
入社した時から、「面倒だな~」とか思いながら、「仕事なんてしなくてもよくならないかな~」とか思っていました。

私が入社した時期は、ちょうど就職氷河期だったこともあり、「フリーター」という言葉が出始めた時でした。友人の中にも「やりたい事」のために、就職することなく「フリーター」を続けていた人もいて、本当の意味で「仕事」に対して色々な考え方が出てきた時だったな~と思います。

2⃣仕事を覚えて「活用する」まで

考え方は違えど、”事に仕える”つまりは「社会の様々な”事”に対して、自分の能力を使っていく行動」そのものが仕事と思っています。いったんは、その考え方で記事を進めていきますね。

・・・・

「仕事を覚える」という行動のまず最初にあるのは、「”何”に仕えるか?」という目的をはっきりさせる事が大事です。

・・・これが意外と難しい。

例えば、面接官という私の業務について例えると、
 ①「来年度の必要な社員」を面接する
 ②「中期的な必要な人材」を面接する
 ③「長い間働いてくれる人」を面接する

似たような内容を書いてはいますが、実際のところちょっとずつ面接をする社員の目的がズレているのはわかりますか?

このように、目的を設定すると、そのあとの行動基準が変わります。

実際、自分の場合は、それぞれの目的において「採用する人材に合わせた面接のやり方」を変えています。

業務を教えていく段階において、どのような「目的」で業務を伝えるかで「活用する」方法が違っていくことを、まずは伝えないといけません。

3⃣「仕事をオボエル側」として

それでは、「仕事をオボエル」側をしていきましょう。

以前の研修の話にも記載したのですが、「会社の都合」というものの視点を書きました。

「仕事をオボエル」場合においても、同様に
(1)会社の都合による仕事
(2)自分の都合による仕事
の2種類に分けて考えていきたいと思います。

(1)会社の都合による仕事

こちらについては、概ね「会社に入って最初に与えられている仕事」になります。

「会社に入って最初に与えられている仕事」
        =「それを理由に採用を行っている仕事」
だからです。

中小企業において、仕組みを大きく変えることはなかなかありません。
そうなると、現在の「業務を大きくなる」or「辞めていなくなる」などの理由によって、採用される場合になります。

この場合の業務指導としては、「やるべき方法を教える」という形になると思います。なぜなら、過去の担当者が「教えてもらったやり方」もしくは「最適化されたやり方」の方が、ほかのメンバーたちに慣れ親しんでいるものの為、現状に一番マッチングしているからです。

その結果、こちらの場合は「いったんは教えてもらった通りにやってみる」が一番現場には望まれるオボエカタです。

その時には、「どうしてそのような理由でこの業務になっているか」を合わせて聞きましょう。そうすることで、前後の業務がどのようになっているかを考える情報も併せて知ることができます。

注意する点としては、「本当に一番良いかはわからないこと」です。
現場の方たちの誰かの意図によっては、最善ではない可能性は意識しておく必要があります。いずれ変更の改善すべき点かもしれませんね(笑)

(2)自分の都合による仕事

「自分の都合による仕事」については、自分の能力を発揮するために必要な仕事になります。

皆さんは、評価されたいですか?

・・・
・・・

「あまり目立ちたくない」という人もいるかもしれませんが、給料は評価と「ほぼイコール」です。

「給料が高い人」というのはすべからく、「”何かを”評価されているかという」ことです。これは”能力”や”結果”以外にも、様々な要素が含まれていると考えて下さい。(例えば、”将来性”や”辞める可能性が低い”も大きな要素です)

改めて「自分の都合による仕事」についての定義をしますが、
・自分の能力を発揮・高めるするための仕事
・自分の結果として報告するための仕事
・自分のキャリア(経歴)として抑えるための仕事
このあたり諸々と考えています。

要は、「自分で考えて行動した仕事」というものです。

なぜ、このような仕事が必要なのか?

自分の「これから獲得する能力・スキル・経歴について向き合わないと手に入れることができない」ことがだからです。

「自分で自分のことを考えた結果」だからこそ、周りは評価する

ここが「自分の仕事をオボエル」上で、ポイントと思います。
また、「自分の為」のように見えて「会社の為」にもなっています。

それは、「会社が引いたレール以外を進んでくれるので、未知なものに触れてくれているから」

会社が新しくなる上で、必要なことを行っている人を人は評価します。


前置きが長くなりましたが、「仕事のオボエカタ」のポイントとしては、

「仕事の隙間を埋める仕事から覚えていくこと」です。

そして、そこには”資格”はいりません。


資格というのは、その業務に携わる入口であって、取得が目的になることはありません。
例えば、税理士業務は、税理士の資格がなければできません。
しかし、税理士がやっている仕事を覚えることは資格の必要がなく、相対する会社の担当者には必要な仕事になります。

視座を上げていくと、各所で”仕事の隙間”というものが見えていきます。
それを埋めてくれる人こそ、会社だけでなく”様々な場所で評価される人財となる”というと思います。



今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも皆さんの参考になれば、嬉しいです。

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