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土壌について考える

今日は、じゃがいもの収穫をしました。

日当たりの悪いところに植えたので、
収量は多くありませんでしたが、
無事に収穫を終えることができました。

じゃがいもの収穫後は、
ソルゴーと言って、土の中に根を深く下ろす緑肥を蒔き、
土壌の活性を促しました。

土壌のことを考えるのも、
畑仕事の役割の一つで、
土壌の水分を保つために、
畑を草で覆います。

草刈りも、畑の地際(土と空気の間)に、
湿気が滞留しないように、
こまめにやる必要があります。

一つひとつの作業が、ただの作業ではなく、
畑の環境を良くするために行っているのです。

それが、延いては野菜の生育にも影響を及ぼしますし、
畑を取り巻く動植物にも影響を与えます。

自然の力を使った栽培では、
微生物の活性を高めることも必要不可欠です。

土壌に有益な微生物を増やし、
土壌を栄養豊富なものに変えてもらいます。

決して、自分たちだけでは良い土壌は作れません。

もう少し正確に言うと、
自然と調和した良い土壌を作るために、
微生物の力が必要なのです。

化学肥料を使えば、
いくらでも栄養のある土壌は作られますが、
野菜を育てた後に、栄養が無くなってしまい、
残土として処分することになります。

そうなれば、自然を消費することになり、
環境に負荷がかかってしまいます。

自然の循環を意識すれば、
土壌に化学肥料を混ぜるよりも、
微生物活性を促す方法が合っていると分かります。

それぞれやり方は違いますが、
単純に野菜を育てるだけでなく、
どのような想いを形にしていきたいかが、
そっくりそのまま農法に表れてきます。

これから更に、自然や微生物の研究をして、
土壌の理解を深めていきたいです。

それでは、また!

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