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83マス目 4P島 Place-4

このマス目ではチャネルに入っている会社との

役割分担とコストを考えます。

新規事業なので過去のチャネルの慣習に捕らわれずに

使役とコストをしっかりバランスとりましょう。

チャネルコスト

まずはお客さんに買ってもらうために

必要なことを考えましょう。

それが使役です。

商品であったら自社の倉庫を出てから

運送、保管、管理、保険、、、

店頭への陳列、POP作成、商品説明、代金回収、

支払い、故障クレーム対応、

店舗拡大の売り込み、

売れ行き分析、顧客情報収集

など様々な使役があります。

これを自社で行ったら人件費も含めて

いくらかかりますか?

凡その投資とかかる時間から計算しましょう。

この時に大事なのはいくら売れるかを

想定して行うことです。

初期の少ない時と事業が安定してきたときの

2つの数字で考えましょう。

これは様々な職能の方に入ってもらって考えよう。

そしてコストイメージを持って

チャネルに入ってくれている会社に

いくらで行ってくれるか質問しましょう。

しっかりと行ってほしいことを

理解してもらって見積もりを取りましょう。

議論になるのは本当に自社が想定している

売上げが行くのかどうかです。

引き受けるほうはリスクを下げたいので

少ない売り上げでのコスト計算をするでしょうし

自社は売り上げが大きい時の数字で考えるでしょう。

売上げが上がればコストを見直すような

条件を付けておいたほうがいいですね。


そして個々の費用を商品価格から引いたら

自社に利益がどの程度残っていますか?

残った利益でいくら売れば投資回収できますか?

回収を早めたいからといって

顧客に関係のない自社利益を積むのはだめですよ。


今回も読んでいただきありがとうございました。


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