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たまには俯瞰で。

美容師はいつも俯瞰でお客様の髪の毛を見ていますが、自分の頭を見る事はないですよね。

今朝、起こしにきた娘に背後から言われた。
「パパ、髪の毛染める人なのに、白髪がいっぱいあるよ」
そして、その後嫁に
「ダメだしされてたね」
と苦笑い。


アオアシという、サッカーのユースチームを舞台に繰り広げられる漫画がある。

その主人公である、青井葦人(アオイアシト)の持ち合わせる能力は、プレイヤーとしてフィールドにいながらも、テレビでサッカーの試合を見るように「俯瞰」で見る事ができるという事だ。

テレビで観戦しながら、「何でそこでボールを取られるんだ!」とか「逆サイドになんでパスしないんだ!」とか声にした事がある人もいると思う。

サッカーをやっていた人ならこの感覚が分かると思うが、この能力ができれば、誰だってプロのサッカー選手になれる事だろう。そう、現場にいる選手には、鳥のように上から見る事はできない。アシトは感覚的に俯瞰してイメージすることができるいう設定の漫画だ。


別に漫画の話を解説したいわけではないが、その「俯瞰」をしてみるという事もたまには必要だなと思い、頭頂部を写真を撮ってもらった。

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見るポイント
①頭頂部の頭皮の色
②白髪がどれくらい生えているのか
③薄くなってきていないか
④髪の毛の立ち上がりはどうか

男性40代ともなると、①〜④の項目は気になるところだ。とくに③。大問題だ。

①頭頂部の色→いい感じの色だ
良くないサインは、「赤味」があること。血行が良くないサインで、指で押さえて痛みを伴う場合は特に良くない。寝不足の現れでもあり、痒みがでたりして、ひどい場合は寝てるまにかきむしり出血を伴う事も。
→良く寝ること。そしてシャンプーの際に優しくマッサージする事、そしてシャンプー剤の流し残しでも痒みになるので、しっかりとすすぐ。それを意識して続ける事で徐々に改善されるかと。

②白髪問題→だいぶ増えたな
「顔周りは鏡で見えるから気になるけど、後ろは見えないから」と放置していませんか?担当の美容師さんに聞いでみて下さい。1本や2本はあるかもしれません。それくらいなら、抜いてもいいや、と安易に捉えず白髪を拾って染めるという事もできます。意外と周りの方は顔周りより、後頭部を見て気になるものです。

③薄く! →うーん、まだ大丈夫かな。
これはエイジングという遺伝的生理現象によるものもある。だけど、頭頂部の薄毛はまだ改善の余地があるのでは。美容師が提案できる事はその手のスカルプケア剤しかないですが、今は医療としてもAGAがありますので、余程気ななる方は受診してみても。
①でも述べましたが、頭皮を健やかに保つ事は薄毛防止の抑止力にはなるかと。良質なシャンプー剤で頭皮をマッサージしながら洗う事を続ける事は大切です。

④立ち上がり問題→もっと欲しいな。
歳を重ねるとペタンとしてきます。そう、ふんわりしない。そうなると、余計老けて見える。悪循環です。乾かす時のドライヤーの当て方を工夫しています。風を上から当てるのではなく、根本を起こすようにあてる。うーん、言葉で説明するのは難しいな。逆らう事が立ち上がりをつくります、なんて雑な説明だな。


さあ、これを読んだら、隣の人に写真を撮ってもらいましょう。そして自分を俯瞰しましょう。
何か対策を取る必要が出てくるかもしれません。


ちなみに「染める人だけど、年相応に白髪混じりくらいがいいかな」と言い訳をする朝でした。

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