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夏休み最終日。プールに入るために並ぶ事を厭わない3日間。

第一回目

朝10時オープンの屋外プールに入るために娘を連れ9時30分についた。既に、長蛇の列をなし聞いてみると整理券の配布はおわっており、入るには1時間30分待たなければいけない。猛暑の中、娘を外に長時間いさせるわけにもいかず、屋内プールへと移動した。晴天のなかでの屋内プールは不完全燃焼の極みであった。

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第二回目

次こそはと思い1時間15分前に娘を連れ整理券をまつ。この日差しはとても堪え難いものだ。前から何人目なのか、100人を超えた時点で地獄の2時間待ちになってしまう。整理券が配布開始し、今回は残り5人てところでもらうことができた。無事に屋外にて入水。砂漠で干からびそうになり、オアシスに飛び込むような気持ちになれた。

第三回目

夏休み3連休初日。1時間30分前、8時30分から並ぶ。既に数人が並んでいる。何時から来ているのか不思議に思う。娘は妻がギリギリに連れてくるというコンビネーションで気遣うこともなくひたすらに待てば良かった。

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第四回目

安定の8時30分に到着。余裕の整理券げっと。慣れてくると、折り畳みのイスを持ってくる。ドリンクを持ってくる。そして動画を見る。時間はあっという間に過ぎるのでなんの苦もない。

そして最終日。

朝行くことにはなれたが、身体的飽きがきている。よくよくみると、朝早くから並んでいる人はどうも常連ばかりだ。そして面白いことに、前列に、並んでいる人たちはみんな日に焼けている。プールサイドで日光浴している人達だ。

この人たちは常連として、いつからいつまでこの早朝に屋外プールまで通うのだろう。そして職業は何をしているのだろう。不思議だ。丸めた頭から全身の肌が真っ黒にやけ、毎日プールに通い、プールサイドで日光浴。本なんか読んだりして。もはやプールサイドでなく、ベランダでもいいのではないかと思うくらい。

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恐らく我が家の今年のプール通いは、娘の小学校がはじまるので今日で最終日になる。

来年も来ると思うが、あの常連の方たちは必ずいることだろう。あの姿もまた、夏の風物詩の一つなのかもしれない、とnoteを書きながら思う。

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