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美容師の日常のこと

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髪の毛のことが日々、気になります。
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#いま私にできること

髪の毛を明るくしたい衝動は春の訪れを感じさせます。

明るくしたい衝動は、春一番が持ってきているのだろうか。 今日来店したお客様の7割はトーンアップだった。通常という言い方があっているかはわからないけど、日々のサロンワークでは、トーンダウンかトーンキープの方が多い。 「落ち着かせる」 という常套句をついつい使ってしまいがちだが、その言葉が1番イメージの共有には持ってこいである。 今日東京は気温も15℃まであがり、肌寒さはあまり感じられない。明日は17℃まで上がるそうだ。 となると、こないだの春一番が吹いた後にだんだん春

ミキシングメッセージ。

名探偵コナンだったかな、いや金田一少年の事件簿だったかな、まあどちらでもいいか、 何者かに殺された人が死に際に残すメッセージのことを「ダイイングメッセージ」とよんでいた。死者が自分の血を使いイニシャルなどの英語文字をかいているような、あれだ。 英数字をみて、何かを感じ、何かを受け取り、何かを推測する。 美容室でも英数字を多用する。お客様の個人カルテだ。 ある英字と数字(比率)が並ぶと何かしらの暗号みたいに見える。その暗号を見ると 「あー、なるほど、こんな髪質の人にこ

シャンプー中に天井を見ながら思った事。

うちのサロンでは、お客様からアシスタントのシャンプーがとても上手だと褒められる。これは本当に。それは、徹底的に教えるというのはもちろんのこと、先輩たちが自分たちはシャンプーが上手いということに自負している(過信ではないです)ことにも起因していると思う。いい影響が昔から引き継がれてきたと思う。 4月入社の1年目はまずシャンプーという1歩目の技術の習得に励む。目をキラキラさせながら言われる「シャンプーさせて下さい!」と練習に付き合う日々が続くのだが日に日に上手になるのを感じる。

個々のパフォーマンスが作り出す「〜のために」がブログという畑を耕すという事。

いろいろマネージメントしていると、大小問わず様々な解決事項がわきでてくる。 その都度、クリアの仕方を試行錯誤しゴール地点までの距離と時間を考える。 Aくんがパフォーマンス力を20、仕事スピードは50持っています。Bくんはパフォーマンス力を80持っていますが、仕事スピードは15です。期待値80のゴールまでの取り組みたい案件を任せる場合、どちらにお願いしようか迷う。 みたいな。 自分でやってしまえば取り掛かりもスムーズにある程度の効果、結果はある程度の期間はでる。だが、こ