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髪の毛を明るくしたい衝動は春の訪れを感じさせます。

明るくしたい衝動は、春一番が持ってきているのだろうか。

今日来店したお客様の7割はトーンアップだった。通常という言い方があっているかはわからないけど、日々のサロンワークでは、トーンダウンかトーンキープの方が多い。

「落ち着かせる」

という常套句をついつい使ってしまいがちだが、その言葉が1番イメージの共有には持ってこいである。

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今日東京は気温も15℃まであがり、肌寒さはあまり感じられない。明日は17℃まで上がるそうだ。

となると、こないだの春一番が吹いた後にだんだん春の匂いが花粉をミックスしつつ、皆様のもとへ届いているのだろう。
妻は、「もう花粉が飛んでいる」と気象予報士みたいに自信を持って言っていたが、自分にはわからないということが自信にもなった。まだ花粉症じゃないぞと。


春の空気感は、髪の毛を明るくしたいという衝動にさせる。

いつもより明るく。

白髪も染めたいけど、明るくしたい。

1年に一度の、ブリーチを今日やる。

毛先だけ明るくしたい。

このようなお客様が、今日という日に重なる事が年に数回ある。重なるというのは、一回だけのカラーでは終わらないから必然的にお客様の数が2倍になる計算だ。そうなると、時間もかかり人手も欲しくなる。

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よく
「猫の手でもいいから借りたい」

と言うが、猫の手ではカラーデザインはてきない。当然のことだがその重なるお客様の期待感は持病の腰痛をより悪化させる。忙しくなると、呼吸が浅くなり筋肉が硬直し腰が痛くなる。座って深呼吸したくなる。

たしか春の暖かさは、腰に優しいはずなのだが。

猫の手ではないが、アシスタントの手はとても頼りになる。いかにこちらの意図を伝え、失敗のない施術ができるかが大切である。このコミュニケーションがうまくとれれば、笑顔で今日一日を終わらせることができる。
そうでなければ、重い重たい反省会が待っているのである。


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でも日々繰り返していく事で、質の高い接客、施術、そしてデザインが生まれてくる。

春めいてくる→衝動がおきる→明るくしたくなる→明るくする→雰囲気が明るくなる→気分が上がる→お客様は喜ぶ

腰は痛いが、春一番はお客様が喜ぶいい事だと、いうことにいきつく。

皆さまも是非どうぞ。

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