『バーナード嬢曰く。第6巻』施川ユウキ(著)
安定の面白さ。今回は本の内容がどうこうというより、皆のやりとりがメイン。いつになく繊細で青春寄りかな。
青春で思い出したが、遠藤はさわ子が好きだし、長谷川は遠藤が好きだったはず。そのあたり完全に放置だが(最近神林との友情に力が入ってる)、文化史のくだり、長谷川の策略だったのかなと邪推してしまった。
とはいえ、本の含蓄も素晴らしく、知ってるネタが殆どなかった。もうこの子達、日本の読書家上位0.1%に居るのは間違いない。完全に格上。なので笑うと失礼になるような気すらしてくる。