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畜産と酪農の違いとは?肉牛と乳牛の違いなども含めわかりやすく解説します!

中学生で学ぶ「畜産」と「酪農」。似ているようで違いがあります。簡単に言うと、畜産は牛や豚、鶏といった家畜を飼育し、肉や卵を生産するほか、副産物で衣類の素材となる毛皮などを利活用します。一方、酪農は牛を飼って牛乳や乳製品をつくるのが主な仕事です。つまり、畜産の一部門が酪農です。それぞれの特徴や違いを詳しく見ていきましょう。

畜産と酪農は似ているようでまったく違う

◆畜産とは?
家畜を飼育する産業の畜産では、牛や豚、鶏、羊などの動物を育て、食用の肉や卵、乳のほか、副産物の毛皮などを生産しています。農業に分類されており、日本の食などを支える根幹の大事な一次産業が畜産業です。

畜産には、自然の草や水などを求めて家畜と一緒に移動する遊牧型と、牛舎などを設置し、年間を通して同じ場所で飼育する定着型があります。日本では定着型が主流です。牧場では、家畜の飼料となる農作物を自分たちで栽培しているところが多いようです。

食肉を生産する際、肉以外の毛皮や骨、内臓類などは副産物として処理され、さまざまな用途で利用されます。毛皮は洋服やカバンの素材に、牛骨や豚骨は食用エキスなどへの加工やりラーメン店といった飲食店に、内臓類の可食部は焼き肉屋の「ホルモン」に使われるなどしています。

このように畜産では、食用の肉以外の部位なども利用するのが当たり前になっています。動物の大切な命をいただくことに感謝し、できるだけ余すところなく活用する取り組みが長年にわたって進められてきたということですね。

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