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ケニアのお金事情について

こんにちは、八木です。
今日は私がめちゃくちゃ悩まされたケニアのお金に関するお話をしようと思います。ケニアに行く際はぜひ私の失敗を教訓にしてほしいです。

身の回りで起こった事件についての話

前提として自分は最貧困とまではいかないものの、貧困層の家庭でホームステイをしていました。

ケニアに来て1週間目、ホストファミリーとどこに行きたいか、何をしたいかなどと話しているうちに港町のモンバサに行こうという結論に至りました。
しかしモンバサはナイロビから電車で6時間の距離なので、1歳の赤ちゃんのいるシングルマザーには厳しいということになり、お隣さん(30歳くらいの兄ちゃん)と2人で行くことになりました。お隣さんと言っても彼はホストマザーととても仲が良い人です。彼自身がモンバサに住んでいたことやモンバサが危険であることなどから、(あまり乗り気ではなかったですが)了承しました。

そして前日に準備をしている時に事件は起こりました。

私が宿を予約したのですが、そのお金をどう払ってくれるのかを彼に確認しました。すると「え?」みたいな顔をされたんです。

自分も「え?」って顔をしたと思います。穏やかなお茶の間が凍りつきました。

すると、その会話を聞いていたホストマザーが自分を他の部屋に呼び出しました。彼女が言うには彼は仕事がないので滞在費、食費、交通費など全てを出してほしいと言うのです。マジで「え?」って思いました。仕事がないからお金を出してほしいって言う言い分は分かります。けど、なら先に(ホテルとか取る前に)言ってくれない?って思いました。自分は学生ですのでそんなこと急に言われても困りますよ。

イタリアで家族と出かけるときは基本的に家族に払ってもらっていました。もちろんイタリアとケニアは経済的にも文化的にも異なりますが、だとしても自分が払うことを前提にされるのはとてもモヤモヤしました。幸いケニアの物価はそこまで高くなかったのでなんとかなりましたが、ホストファミリーでもなく、出会って2週間、なおかつ年上の男の人の分までお金を払うというのはなんだかやるせない気分でした。

最後に

この話はほんの一例です。2ヶ月滞在のうちに何度もこういった、お金に関する気分の良くないことに出会いました。
ケニアでは「外国人はお金を持っているから支払うのが当然」といったような風潮があるようです。

みなさんも、ケニアに関わらず新興国に行く際には、お金に関しては事前に全て明らかにすることを強くお勧めします。。。

番外編

とはいってもモンバサはとても素敵な場所でした。隣人さんと行ったのでぼったくられることもなかったし、色々な場所に行くことができました。
モンバサはとてもおすすめです〜

ディアニビーチ
念願のアフリカでのダイビングも叶いました!


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