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海外ボランティア中のトラブル

こんにちは、八木です。
今回はルーマニアでのボランティア中に起こった先生とのトラブルについて話したいと思います。

初めに

私はルーマニア東部にある街の学校でボランティアをしていました。その学校の先生の1人とイタリア滞在中に会い、ルーマニアに来ないか?という話になったわけです。

その街では日本人おろかアジア人すら見ないような街でした。先生は私に友達を作って欲しいと思ったためか、空いてる時間には色んな人を紹介してくれました。とても優しい人だと思いました。

そして先生が紹介してくれた友人の中に特に気が合う家族がいて、よく私を遊びに誘ってくれました。週末は1日ドライブなどにも連れて行ってくれるほどです。そんなわけで私も快適にルーマニア生活を過ごしていました。

関係悪化

しかし1ヶ月ほど経ったある日、いきなりその先生に呼び出されました。何かと思ったら、「あなたは私を使って友達を作り私には感謝も連絡もしない、これは敬意の欠如だ。このボランティアが終わったら縁を切るから」なんていきなり言われたんです。まさか怒っているなんて微塵も思っていなかったのでびっくりしました。そしてその時は先生の言ってることを全く理解できませんでした。

先生の言い分として、「私がたくさん準備して受け入れて友達まで紹介したのに、私には関心を向けず友達とばっかり遊びやがって」みたいな感じだったんでしょうね。

自分の言い分としては、そもそも友達を紹介してくれたのはその先生。私は先生を尊敬してはいますが、ストレートな性格が自分の性格と合わなかったので特にプライベートで遊ぶことはありませんでした。でもだからって敬意の欠如にはならないし自分が誰と付き合うかなんてその人の勝手ですよね。

(なんてことを言いたかったですが、先生は受け入れてくれた人だし、ここで関係を悪化させたら今後自分にも良くないと思ったので何も言いませんでした。)

そんなことがあってからのボランティアはとても嫌になりました。その日から何かあるごとにその先生は私にいちゃもんをつけてくるように。学校の他の先生や生徒はとても優しくしてくれますが、その先生がいるってだけでだいぶ鬱でした。一度は他の先生がいる前で言い合いになり、他の先生になだめられるなんてこともありました。

結局関係が修復することはなく最後の1ヶ月は他の街の学校でボランティアすることになりました。そこではみんなとても優しく、なんのしがらみもなく暮らすことができました。

終わりに

このできごとを通して私が言いたいことは、海外でのトラブルを避けるために最低限の人間関係のマナーは守った方がいいということです。世の中には色々な人がいて、特に海外では文化も違います。しかし最低限のマナーを守っておけばこういったトラブルは避けることができると思います。1日に1度はメッセージを送ったり、どこかに行った際にはその写真を送るなど近況を報告するだけでも十分です。

みなさんも海外で生活する際は、人間関係に気をつけてくださいね。私は海外でこのような体験をすることは初めてだったので、ある意味貴重な経験ができたと思います。ではまた!


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