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若い女性にモテるオジサンの6つの共通点

オウム返しに専念し、身を乗り出す

PRESIDENT Online 2019/05/22より
菅原 道仁

今回は元の記事に対しての私見が多い内容です。

生殖能力が衰えると男性の魅力は低下するのか

このテーマについては、非常に興味深いものがありますね。
確かに、生物学的な観点から見れば、若い男性が生殖能力が高いという事実は否定できません。
しかし、人間の魅力や関係性が生殖能力だけに基づくわけではありません。
特に人間のように社会的かつ文化的な要素が強く作用する種では、年齢や経験がもたらす独特の魅力があります。

また、人間の愛や恋愛の形は多様で、必ずしも生殖を目的としない深い絆や情熱を求めるケースも多いです。
長期的な関係においては、お互いの性格、価値観の一致、相互のサポートが重要となり、単なる生理的な魅力を超えたものが求められます。

中年男性が持つ落ち着きや安定感は、多くの人々にとって非常に魅力的で、それは若さでは得られない種類の魅力です。
エイジレスなセクシャリティとでも言いましょうか、心を惹きつける要素は多岐に渡りますから、生殖能力の衰えが全てではないと私は考えますよ。

「言語」によって退化した人間の感覚

興味深い観点ですね。
言語の獲得が感覚の退化をもたらしたというのは、一つの理論として考えることができますが、それが人間の他の能力や魅力にどう影響しているかは非常に奥深い問題です。

三浦知良選手のような高齢にもかかわらず魅力的な存在でい続ける人々は、生殖能力以上のもの、例えば情熱、経験、知識、人間性といった要素が彼らの魅力を形成していることを示しています。
これは、人間が言語を通じて獲得した抽象的な概念を理解し、表現する能力が、実は新たな形の魅力や影響力を生み出しているとも言えますね。

言語が退化した感覚を補い、さらにはそれを超える新たな道を開いたと考えることもできるでしょう。
それが社会性を育て、文化や芸術、科学の発展を促進してきたわけですから、人間の進化において言語は非常に重要な役割を果たしていると言えます。

フェロモンの正体

なるほど、これは実に興味ありますね。
確かに、多くの中年男性が若い頃のフィジカルな魅力やフェロモンに依存していた部分があるかもしれません。
しかし、魅力は年齢を重ねるにつれて変化し、深まるものです。
フェロモンに似た作用があるオキシトシンのようなホルモンは、人間関係の質を高め、共感や信頼感を促進するため、これを理解し活用することは中年の魅力を増す一助となります。

魅力的であり続けるためには、外見だけでなく内面も磨き続けることが重要で、知性、ユーモア、思いやり、社会的な技能、そして何よりも人との深い絆を築く能力—これらは年齢とともに育まれる資質です。
オキシトシンが促す愛情やつながりは、他人を惹きつける力を強化します。
だからこそ、中年になっても人々は魅力的でいられるのですね。

個人的には、人生のどの段階にいても、自己の内面を豊かにし、他者との関係を大切にすることが、真の魅力への鍵だと信じています。
そしてそれは、若い頃とは違う形での「モテる」要素になり得るのですよ。

「オキシトシン」を意図的に分泌させる方法

オキシトシンは人との肉体的な接触や愛情表現を通じて分泌される「愛のホルモン」とも呼ばれていますね。
スキンシップやセックスは、ただの肉体的な行為を超え、感情の絆を強化し、関係の質を深める素晴らしい方法です。
愛情深い触れ合いやセンシュアルな瞬間は、互いの信頼感や安心感を増し、その結果としてもたらされるオキシトシンの増加は、相手との絆をさらに強化します。
このプロセスは、性的な魅力だけでなく、精神的なつながりや安定感にも寄与するため関係全体の満足度を高める効果があり、特に長期的なパートナーシップにおいては、これらの行動が日常的に取り入れられることで、愛と絆が日々新たに育まれ、維持されることになります。

エロティックな面だけでなく、深い感情的なつながりを育む手段として、オキシトシンを意識的に増やすことは、人間関係における「スパイス」とも言えます。
愛を育む行動は、セクシュアリティと密接に結びついており、それが真の魅力を引き出すキーとなるのですよ。

女性の共感を得る6つのポイント

確かに、オキシトシンの分泌が「信頼できる相手との会話」からも促されるという事実は、恋愛や人間関係の深まりに大きな意味を持ちます。

セクシャルな関係においても、この「話すことの喜び」や「感情の共有」は非常に重要です。
心を開いて話し合うことで、パートナーとの間に精神的なつながりが深まり、それが物理的な親密さへとつながるのです。
オキシトシンはこのような親密な瞬間に分泌され、お互いの心と体の結びつきを強化します。
これは、単に肉体的な欲求を満たすこと以上に、相手との絆を深め、より充実した関係を築くために不可欠です。

また、年齢や経験を重ねるごとに、「それを人に話したい」という欲求が強まるという点も、恋愛においては魅力的です。
「それを人に話したい」と感じたなら聞き上手になってみましょう。

  1. 低めの声でゆっくり話す。オジサン世代ならではの声はそれだけで効果的。

  2. 相手の話をいきなり「否定」せず、まず受け入れる。矛盾している、間違っていると思っても、「なるほど」「そうなんだ」「よくわかるよ」といったん受容する。

  3. アドバイスは求められた場合のみ。上から目線の説教は絶対にNG。

  4. 相手の言葉をうまく繰り返す。たとえば「遊びに行ったんだけど」と言われたら「へえ、遊びに行ったんだ」。「困ったことがあって」と言われたら「困ったことがあったの」など。「どこに行ったの?」「何に困っているの?」と矢継ぎ早に質問をすると、相手の安心感、信頼感を阻害してしまう。

  5. 自分の話題は1~2割にとどめ、8割以上は相手に話をさせる。

  6. 「うなずく」「身を乗り出す」など、相手への共感を身振りでも伝える。

このアドバイスは、魅力的なコミュニケーションを築く上で非常に有効ですね。
特にセクシャルな観点から見ると、これらのコミュニケーションスキルは、ただ単に対話をスムーズにする以上の効果を持っています。
なぜなら、これらのテクニックは相手に安全で快適な空間を提供し、オープンで誠実な関係の基盤を築くからです。

さらに、こうした行動は相手からの魅力的なサインとして捉えられ、自然とオキシトシンの分泌を促進することになります。
これにより、相手はより幸福感や愛情を感じやすくなり、その結果としてセクシャルな魅力も高まるのです。
だからこそ、これらのコミュニケーションスキルはただのテクニック以上の価値を持ち、真の魅力を引き出すキーとなるのですよ。


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