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2022.11.19-20 岡山県 頭島


広島県の宮島へカヤックツーリングに行く予定が、雨予報&風も強めだと言う事で急遽岡山県の日生町近く、橋を渡って車でアクセスできる頭島という離島へ行くことに。


初日から天気は芳しくないという予報だったので心配していたが、流石は晴れの国 。恰好のカヤック日和だ。


島唯一の浜辺へ



11月の後半という事もあり寒さを気にしていたが、昼間は動いていると暑いくらいで、11月いっぱいはまだ快適にカヤックが出来そうだ。


中国地方と四国に挟まれている瀬戸内海はいつも海が穏やかで、この瀬戸内の景色を見ていると優しい気持ちになってくるのは何故だろう。


浜辺にはキス釣りをしている人が沢山居た。

中には幼稚園くらいのお子さんと一緒に来ているお母さんも。

子どもは何もない浜辺でも走り回ったり、ただただジャンプをしてみたりと退屈はしない様だ。
自然の中での遊び方は、子どもが1番分かっている。


折りたたみ式のカヤックは組み立てが少々面倒だが、慣れてしまえばなんて事はない。

水上の上へ出る楽しみを前にしたら楽なもんだ。


瀬戸内の海はいつも穏やか



カヤックの楽しみとは何だろうか?


私にとっての楽しみは、静けさを味わえる事、水面が近く水中を覗き込める事、自然の中に生きる生物たちに出会える事、だ。


大きな世界の中を自由に生きている生き物を見るのが好きだ。

それは動物に限ったことではない。

人間も何かに縛られて生きている人よりも、自由に、自分の思うままに生きている人が好きだ。

"生き生きと生きる"という事が人に与えるパワーはどんな言葉よりも人の心情に訴えかけると思う。

それが生き様というものなのではないか。


あなたは生き生きと生きていますか?


私が自由を感じられる場所は、自然の中だ。

同じように自由に生きている、自然の中の動物と時間を共にできる場所。



カヤックの上から釣り糸を垂らしてみたが、釣果はゼロ...

魚は釣れなくても十二分に満足できるのがカヤックというものである。


陽も落ちて対岸の民家に灯りが灯る。

オレンジ色の空にすっかり黒色に塗りつぶされてしまった海に浮いている小さな離島。

そんな海の境目に、私の知らない日常の夕暮れの景気が広がっていた。



夜は近くのキャンプ場でキャンプを。


自然が好きという理由で集まっている仲間。

みんな、生き生きと生きている。



翌日は特産の牡蠣を使ったお好み焼き、通称"カキオコ"を食べ、しっかりご当地を楽しむのが私たち。

広島風のお好み焼きに、10粒ほど牡蠣が入っている。
お値段¥1,100。



このあたりのお好み焼き屋はどこも盛況で、1時間半ほど待ってやっとありつけた。

開店してから10分しか経っていないのに店外には10名ほど順番待ちの方々が居て、バイクのツーリングの方達のいい目的地になっている様だった。

外にある机に座って順番を待つ。

目の前には海がすぐ見えるので待たされていても苦にならない。

牡蠣の養殖用筏が沢山浮いている。
奥に見える山にはみかんが沢山生っていて、みかん狩りでも有名な島らしかった。


何回でも来たくなる島、頭島。

また釣りのリベンジに、来年も来ようと思う。


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