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20歳の私へ。
📍はじめに
🎍新年明けましておめでとうございます🎍
前回の初投稿、たくさんの方にご覧いただいてとても嬉しいです。
1月といえば成人式の季節ですね。
実は、去年載せようとしていた成人式について投稿します。
私と同じ境遇の人だけでなく、成人式に関する投稿を探してたまたま見つけた方も、そうでない方も、こういう人もいるんだなという目線で見ていただけたら幸いです。
そして、もしも私と同じ思いを抱えている方がいたら、
少しでも勇気とエールを送れる文章になっていますように。
とてつもない長文でごめんなさい。大学のレポート並みに語ってました笑
あまりにも長いので、成人式までと当日に二つに分けて投稿します!
📍成人式までのこと
2021年12月、私は二十歳を迎えました。
二十歳。はたち。
私にとって、二十歳は大きな節目で
当たり前のように成人式に出れると思っていました。
(👆飲まない・染めない・吸わないの三箇条を掲げていたけど、すぐにレモンサワー飲んでました😅)
ですが、私は成人式に参加しませんでした。
新型コロナウイルスのことだけでなく、
振袖を着るお金がないボンビーガールということ、
家族と私の成人式への意見が反対だったということ、
などの理由から参加しませんでした。
「参加しない」というよりも、「参加できなかった」
という方が自分の意思には近い気がします。
私がこの決断をするまでを時系列で話すと、
去年の夏(2021年)、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、
地元の成人式はないと思っていました。
親から「成人式で振袖を着るほどのお金はないからね」と言われた時も、「やっぱりそうか」と成人式に参加することをきっぱり諦めていました。
大学でも、バイトでも、
「前撮りはしたの?」「振袖は何色にした?」と聞かれる度に、
「私まだしてないよ。何色がいいのかなぁ」と答えることが何度もありました。無意識に私は「しょうがない」とこの現実を受け入れていたのだと思います。
11月,地元の成人式が行われることが発覚😳
次第に、自分の中で成人式に参加したい気持ちが膨らんでいました。
そんな時、母方の祖母が病で倒れたということを母から聞きました。
このような状況で自分のわがままをいうことはできない。
そう思いながら、12月になり…
その時、色々モヤモヤすることが重なって、ずーんっとなってました。
この思いが消えるまで
「耐えよう。」
そう思っていました。
私はあまり人に頼ることが上手ではないし、一人暮らしなので、誰かにすぐ話すことが難しいです。
でも、ある瞬間、自分の心のネジが外れてしまったみたいに、涙が溢れ出して。1人の部屋で過呼吸になるまで泣いた夜がありました。
「誰か私を助けてほしい」
そう強く思いながらも家族には成人式への思いを言えないし、大学の友達に言うと、みんなと違う自分が惨めに感じちゃうと思ったから、
誰にこの思いを吐き出せばいいんだろう。
そう思った時に、頼りにしている高校の先輩にLINEをしたんです。
先輩はすぐに返事をしてくれて、
私は成人式への思いとその他諸々モヤモヤしてたこと、ありのままを話しました。
「みんなが当然のようにできることが、生まれ育った環境によってできないことは、社会のせいだと言いたいのに、ふと自分をや家族を責めそうになってなってしまうよな。
だけど、自分を悪く言うのはやめて。
成人のお祝いに振袖のレンタル代出してあげる。」
と先輩は言って下さって、いろんな案を考えて下さったんです。
先輩の気持ちがありがたくて、嬉しくて。
でも、人からのお金をもらうわけにはいかない。
だから、先輩には「成人式の同窓会に行くか、後撮りをするかにします。」と返信しました。
「やっぱりみんなと一緒に振袖を着て成人式に出たい」
私はその思いが強くて。
(👆私は高校から地元を離れていたので、同級生を全く会っていないということ、振袖にすごく憧れがありました。)
と、自分の中で思いを明確にしてから母に話そうと決めました。
それから数日後。
ついに母と電話しました。
母は何も言わず沈黙する中、私は泣きながら
今まで抱えてきた成人式への思いを打ち明けました。
電話越しの母の沈黙。
その時、初めて味方だと思ってた母が言葉では言い表せないほど怖かった。
電話をして、母と私との成人式への価値観の違いがあるということ、
それでも「参加したいなら、成人式まで1ヶ月だけど協力する」と話してくれました。
だけど、最後に母が
「ごめんね。」
と謝って。
正直、私は一番この言葉を聞きたくなかった。
謝るのは私だし、母のせいじゃない。
結局、1ヶ月前に着付けを予約できる美容室もなく参加することを諦めて、冬休み、私は実家に帰省しました。
次回につづく…
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