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彰俊的徒然草

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齋藤彰俊選手のnote記事をまとめたマガジンです
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記事一覧

2024年2月4日仙台大会「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

杜の都仙台。 この地は独眼竜政宗こと伊達政宗の地である。 もう少し生まれるのが早く、戦国時代真っ只中に居たならば、歴史を大きく変えていたかもしれないと名高い戦国武将… その地で戦国時代真っ只中のNOAHの試合が行われる。 約440年の時を経た今、この地で歴史を大きく変える戦いが行われようとしている… 現GHCナショナルジャック・モリス選手とアンソニー・グリーンの持つヘビー級タッグに挑戦するドラゴン・ベイン選手アルファ・ウルフ選手チーム、挑戦者チームの身体能力の高過ぎ、兄弟だ

2024年1月13日GHC 「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

1月13日後楽園ホールにて、拳王選手VS潮崎選手のGHCヘビー級選手権が行われる。 1月2日に「TEAM NOAH」なるユニットを結成した潮崎選手が、同日のGHC選手権終了後に挑戦表明し、決定した選手権なのだが、その挑戦表明の際、始めにチャンピオンが発した答えは「NO」だったのだが・・・ 自分自身「TEAM NOAH」なのだが、このnoteは自分の中に居るもうひとりの自分の目線で客観的に書いている。 解説や試合、文章を書いている時にもいくつか存在している感があるが、違和感なく

2024年1月2日GHCヘビー級選手権「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

2024年1月2日に崇高なる地球規模の王位 GLOBAL HONORED CROWN そう、GHCヘビー級選手権が行われる。 以前、金剛で自分達の目指すプロレスへの思いを胸に、共闘して来た二人にしか出来ない戦いである。 征矢選手の挑戦表明、選手権が決まり、幾度も前哨戦が行われてきた。 その中には各師匠と組んでのルーツを生で見れる、走馬灯のようなタッグ対決もあった。 GHCヘビー級のベルトをかけての戦いに向けてではあるのだが、その目線の奥にはベルトだけではなく、更に奥深いものを

プロローグを楽しむ「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

2023年も早いものであと数週間。 2024年開幕の1月2日にはビッグマッチがある。 新しい年、新しい景色、新年のNOAHの始まりを味わえる大会となる事だろう・・・いやっなると断言出来よう。 今年も選手権の決着がつき、チャンピオンに新たな挑戦者が現れ、物凄い刺激を与えてくれる事を待望し、マイクの叫びに耳を傾け、熱き流れに次期選手権に対する期待が膨らみ想像を張り巡らせる。 どんな選手権になるのだろう、エンドレスに刺激が続くと感じられる瞬間でもある。 選手権のみならず、大きな目

横浜武道館「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

先日後楽園での解説にて、年末にかけてNOAHの戦いの決算期に入り、決算収益の単位は金銭ではなく顧客満足度、ファンの皆さんの満足度の増大さと話したが、横浜武道館では一気に増大するのではないだろうか。 魅力的な対戦カードばかりではあるが、ここではGHCナショナル選手権とGHCヘビー級選手権の前哨戦でもあるスペシャルタッグマッチをピックアップしてみた。 チャンピオンジャック・モリスVS大原はじめ。このカードを見た時に、イレギュラーというか違和感を感じた。 このような書き方をする

白GHCベルト「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

先日の新宿大会にて「白GHCベルト」の復活が発表されたのだが、皆さんは白GHCなるものをご存じでしょうか? NOAHが設立されてから、歴史と共に応援してくださっているファンの方は、あの白GHCが復活するのかと昔の思い出と重なり心が昂る方も多いと思いますが、新たにNOAHを応援してくださっている皆さんにとっては、白GHCというベルトは馴染み深いタイトルではないのではないでしょうか。 「復活」となっているので、現段階では存在してなく知らない方が多いのは当然と言えば当然なのですが、

名古屋大会「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

猛暑が続いた夏であったが、気温は少し落ち着きはじめて来てはいるものの、リング内の戦いは変わることなく、いやっ寧ろ更に熱さと激しさを増していると言えよう。 NOAH内での外国人選手の勢いは凄く、今後の勢力図がどうなるのかが垣間見られるチーム戦、大型VS器用スマートのGHCタッグ。予測不可能な運動神経が繰り出す奇想天外の動きが、動体視力と観戦感覚を上回る可能性も、キングオブジュニアタッグが証明されるGHCジュニアヘビータッグ王座決定戦。ベビーもヒールもどの様に見られようが関係な

9.3大阪 N-1 VICTORY 2023優勝決定戦「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

今年の9月は、夏の延長どころか猛暑日が増える恐れがあるという・・・ まるでリングが焦げる程熱く繰り広げられている戦いのN-1開催期間と連動してるのではないかと思ってしまう程だ。 今回は紀行文的なものは省き、リング上にフォーカスしようかと思います。 決勝に進む切符をかけて、最後の最後の最後まで息が出来ない程、勝負の行方が分からなかったN-1だが、それは決勝戦に至っても変わらない、いやそれ以上の戦いになりそうだ。 2023年の9月3日にエディオンアリーナ大阪第1競技場で何かが

What is the N-1 VICTORY優勝予想キャンペーン「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

誰もが参加出来、N-1の優勝者を予想することで、当たった方の中から抽選で豪華景品がプレゼントされるという「N-1 VICTORY優勝予想キャンペーン」が、8月27日(日)のカルッツかわさき大会開始前まで行われている。 当選発表は、ABEMA格闘公式Twitterより、Twitterダイレクトメッセージにてお知らせが来るとういうN-1と同じようなドキドキ感が味わえる2023年の夏。 PRチックになってしまうと、彰俊的徒然草note本来の意味合いとは少し違ってくるので、詳細は下記

この戦いはカリギュラだ「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

7月15日後楽園ホールで中嶋選手VS宮原選手という禁断の再会がリング上で行われる。 今回はその戦いにフォーカスしてみようかと思います。 生まれ育った団体を故郷とするならば、ファミリーという絆としたならば、まぎれもなく同郷の兄弟である。 その 兄弟に「不仲説」「確執」が囁かれ、その決着方法が「時間無制限」ともなれば、気にならない方が無理である。 その兄弟が他団体として、共にNOAHに上がり、自分はNOAHとして対戦した十数年前から知っているが、時間と変化が著しいものだ。 同

NOAHの安定と不安定「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

7月に入り、いよいよ夏本番に突入となりました。 「暑い時には熱い物を」とよく聞きますが、暑い時に冷たいものが欲しくなるのに何故?と思ってしまいますよね。 熱い物を摂取すると胃腸も活発になり、また発汗を促し、汗が蒸発する時に熱を奪い体温を下げる効果も期待出来るからなんです。 逆に冷たい物は胃腸を冷やして動きを弱めて食欲や吸収を妨げる可能性があるので、夏バテ防止に熱い物を取り入れるのも一つの手ですよね。 夏にサウナ等で熱順化を得られたり、「熱」には「熱」、言葉リズムが似ている

名古屋大会「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

名古屋の気候は、比較的穏やかとされてはいるものの、夏の平均湿度はなんと70%を超すことが多くてむし暑く、逆に冬は「伊吹おろし」と呼ばれる冷たい北西の季節風が吹いて寒い・・・ でも安心してください。 6月17日は最高気温は31℃(一般的には28℃から暑いと感じる)と少し高めではありますが、最低気温は丁度良く、しかも梅雨の真っ只中での晴れ。 ということは着る物も統一出来るし雨具の用意もないので、手荷物も少なく身軽に移動出来るという事なんです。 昼間は少し暑い方が、熱い戦いが繰

メモリアル「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

理想と理念、「自由と信念」の旗印の下プロレスリング・ノアを旗揚げされた三沢さん・・・ 2023年、今年も6月に入った… 自分自身にとって、これ程大切な月があるだろうか… 齋藤が果たしてこのnoteを書いて良いものなのか、正直頭の中も心の中からも答えは見出せていないのだが、気がついたら心の中だけで書き綴り出している自分が居た。 文字にするべきかどうかさえも先程同様に答え、正解があるわけでもなく、自問自答の問だけが、終わることなく己の心で鳴り響いている。 文字起こしを始めたの

両国国技館「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

4月から新年度となり、卒業や転勤、新たな場所での挑戦を始められた方も多いことでしょう。 目標を立て実行し出して約一か月という時に、なぜゴールデンウィークという連休が来るのだろうか?と社会人になり始めた頃に感じていた事があった。 学生時代は連休など皆無で、水泳部の監督が自衛隊出身ということもあり、決まってGWは広島の呉教育隊に入り、水温をごまかされながら外のプールでの練習と教育で分刻みの合宿だったので、そんなことすら感じたことも考えることもなかったのだが・・・ GWは祝日もあ