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この戦いはカリギュラだ「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

7月15日後楽園ホールで中嶋選手VS宮原選手という禁断の再会がリング上で行われる。
今回はその戦いにフォーカスしてみようかと思います。

生まれ育った団体を故郷とするならば、ファミリーという絆としたならば、まぎれもなく同郷の兄弟である。
その 兄弟に「不仲説」「確執」が囁かれ、その決着方法が「時間無制限」ともなれば、気にならない方が無理である。

その兄弟が他団体として、共にNOAHに上がり、自分はNOAHとして対戦した十数年前から知っているが、時間と変化が著しいものだ。
同郷の兄弟とあれど、喧嘩したりすることはあるだろう。
ましてや二人は格闘家「プロレスラー」なのだ、弱肉強食の世界、己が目指す道への頂点に向かい相対するのは自然の理である。
同じ環境に居た者が自尊心を持ち、負けたくないと自我が芽生え、環境を変えて爪を研ぎ、絶対なる変化と自信、そして結果を残して来たのだから、自分自身の価値、アイデンティティを、進んできた道が何たるかを、相手に突きつけ証明するこの日が来るのは必然なのだ。

最近プロレスを見出したり、二人の歴史に詳しくない方も少なくないかと思うが、情報を集めて予習をしてこの「時」を迎えるのも良いだろう。

でも、もし予習が出来なくとも大丈夫である。
それは、昔から見ているファンの方も全く初めてのファンの方にも共通するのだが、この戦いの「因」、 情報はあるに越したことはないが、二人だけにしか分からない心の心底のアンダー部分があり、その部分を垣間見れるのは、そう、「戦いを見れば分かる」 長い歴史の経緯を時間無制限という時間の中で、戦いという肉体とスピリッツをもって二人が心身で解説してくれるからだ。
また各個人の感情の微妙な違いが見られるのではないかと・・・そしてその感情が試合が進むにつれて変化して行くを感じ取れるかもしれない。

いずれにしても真実はこの戦いでしか分からないのだ。
禁断の「パンドラの箱」の戦いと表現したくもなるが、決して開けてはならないもの 取り返しのつかない 希望だけが閉じ込められて不幸が広がる「パンドラの箱」ではない。
カリギュラ効果、心理的リアクタンスの戦いなのだ。
戦慄の走る戦いの後、リング上でどの様な景色が見れるのか・・・

もうすでにチケットは完売!
ならば会場で体感出来ない方もABEMAでこの戦いと一体となろうではないか!
by彰俊

️▶️「One Night Dream」後楽園ホール
メインイベントは" 中嶋勝彦VS宮原健斗 "!
▷7月15日(土)よる6時20分~
▷ABEMA格闘CH.で全試合無料生中継!
https://abema.app/wQVY

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