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両国国技館「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

4月から新年度となり、卒業や転勤、新たな場所での挑戦を始められた方も多いことでしょう。
目標を立て実行し出して約一か月という時に、なぜゴールデンウィークという連休が来るのだろうか?と社会人になり始めた頃に感じていた事があった。
学生時代は連休など皆無で、水泳部の監督が自衛隊出身ということもあり、決まってGWは広島の呉教育隊に入り、水温をごまかされながら外のプールでの練習と教育で分刻みの合宿だったので、そんなことすら感じたことも考えることもなかったのだが・・・

GWは祝日もあるので、長期休暇になることも少なくはなく、新たな環境に慣れない方にとっても、この時期自分自身や目標を見つめ直したりするには絶好の期間なのではないかと・・・
この連休は思いっきり楽しんでリフレッシュすることが大事なのは言うまでもないよね。

JR両国駅より徒歩1分という好アクセスの両国国技館。
住所も東京都墨田区横網一丁目と流石相撲の「両国」だなと思うのだが、プロレスの聖地としても有名ですよね。
それもその筈、当初とは建物等は変わってますが、日本初のプロレス興行が開催されたのは1951年9月30日と歴史が長いんです。
歴史は日々作られていくので、きっと4日も新たな歴史と伝説を作ることでしょう。

当然試合を観ることがメインですが、せっかくのGWなので、両国大会+αの思い出も作っては如何でしょうか?
会場近くを優雅に流れる隅田川を見てるだけでも日頃の疲れからも癒されますし、あの神田川との合流点もあるので見てみるのも良いし、そんな雰囲気のある両国という場所で、ちゃんこ鍋なんてのも格別ですよね。
食べてみれば、栄養のバランスがあるのも分かるし、こんなに美味いならいっぱい食べれるし、練習と組み合わせればそりゃ身体も大きくなる筈だぁ~と、いつも見ている選手の身体の評価や作り上げていく過程もより想像できて、試合でのぶつかり合いの説得力も増す筈。

その他もんじゃ焼き等も色々食してみたいという方は江戸情緒をたっぷり感じながら「江戸NOREN」なんかも良いですよ。
観光で「江戸東京博物館」もおすすめだったのですが、現在改装中なので、またNOAH両国大会を見に来る時の楽しみに取っておいてくださいね。

4日の天気は、晴れで最高気温25度と予想されているんですが、25度ですよ25度、25度と聞いてピンっとくるのは、そう、アイスクリームが美味しく食べれる気温でもありますよね。
更に気温が上がれば、かき氷の名店もあるので調べて行くのも良いよね。

試合前のNOAH両国堪能Simulationは出来ましたか?
試合後は、皆さんあの試合この試合の余韻で、熱く語りあうことは間違いないので安心ですね。
それでは徒然草へと行きますが、今回試合の多いこと!
どれも価値ある試合だけに、泣く泣く選手権+チョイに絞りますね。


まずは船木選手VS青木選手からですが、いうまでもなく他とは少し違った刺激を持つスパイス的な試合であり、通の嗅覚をくすぐり山椒・・・そうあの最高なうなぎに絶品絶妙なスパイスであるかのように不飽和脂肪酸アミド的働きで大脳を刺激する試合になる筈。
選手が動いた時、それが仕掛けなのか仕留めなのかを予測しながら見てみるのも楽しみが増えるかもです。


GHCタッグ選手権は杉浦選手谷口選手VSサクソン・ハックリー選手ティモシー・サッチャー選手の杉浦軍元同門対決となるので、選手の心情も考慮しながら見ると見えてくるものが出て来るはず。
本当の自我が目覚め覚醒した谷口選手がどのように纏め仕上げて来るのか?
不協和音タッグの使い手である杉浦選手。対戦相手もある意味行動が読めない不協和音チームであるが、野生的感が冴える挑戦者チームだが、チャンピオンチームの不協和を動物的に捉えるのか考察的に捉えるのかで、流れが変わる場面も感じられそうな予感。


GHCジュニアヘビー級選手権のHAYATA選手VSニンジャ・マック選手、王者の完全安定を再度崩す事が出来るのかが見どころであるが、ニンジャ「忍び」の本質が見れるかがポイントではないかと思う。
本来忍者の強さや怖さは、表立ってなく未知なる角度から未知なる技を繰り出す事なのではないかと定義するならば、これぞ「ニンジャ」というものを確立するうえでも結果を伴うにはその影の一面が必要となってくる気がする。
HAYATA選手を崩すには意外性は必須であるから、その瞬間が見れるのか?


GHCナショナル選手権イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr選手VS鈴木選手
選手権って防衛もさることながら、挑戦者の実力や魅力が伝わることが多いと思うのだが、ワグナー選手は、挑戦者と共に輝き、防衛する度に実力と輝きが数段階UPして行く魅力がある。
だが今回の選手権にもう一つの見どころが加わった。
燻し銀鈴木選手の存在だ。
それは実力や魅力といった意味の燻し銀ではなく、相手を燻し自ら輝く銀光を放つからなのである。
この現在進行形の自家発電型人間風車と誇り高きチャンピオンの戦いの行く末は、無尽蔵に出て来る技とスタミナの切り札が尽きる事があるのか?あるとすればどちらが・・・という一点に興味が集中してしまうではないか!

潮崎復帰戦の潮崎選手清宮選手稲村選手VS拳王選手中嶋選手征矢選手。役者が揃い過ぎた・・・復帰戦でこのカード。潮崎選手のコメントからも、むしろこのカード位でないと意味がないといった気持ちを感じる。潮崎選手の事は、先日会場に登場する時に見かけて話をしただけなので、皆さんと同様、復帰を見るというのは、リングに上がった時がファーストインプレッション。どの様な姿が見れるのかは、皆さんと共にライブで楽しみにしています。


GHCヘビー級選手権のジェイク・リー選手VS丸藤選手。
ジェイク・リー選手の凄さと魅力は皆さんが一番感じているに違いない。
先日丸藤選手の曲が流れ、挑戦表明した時の声援を聞いたであろうか?
NOAHの象徴でもあるので、もう少し様子を見て傾向と対策を練ってからでもと一瞬は思ったのだが、意味と価値を持たぬことを行動する訳がないのだ。
今行かなければ、なのか今行くべきなのか、いずれにしても意味が見える一戦である。
象徴が自ら動いたのである。
彼がこの試合で見せるのは勝敗だけではない。
NOAHの根底にある心身共に全てを受けきって、というものがある筈。
ジェイク選手からしてみれば、この一戦に勝利すれば、目指すべき目標を99%達成することに値する筈。

ただ・・・ただである。
個人的に「腐っても丸藤」という名言に引き込まれる。
本来の意味のままでも良いのだが、今現在トップ最前線で生き活きと戦い続けている丸藤選手なのだ。
王者である「生きた」鯛「活きた」鯛なのだから腐っている、いやっ腐る筈がない!
そんなメッセージを感じ受け止めた!
この決戦、ライブで観ずに何で観る⁉
生きた活きた戦いはライブでなければ!ではないだろうか‼
by彰俊

"ABEMA presents MAJESTIC 2023"
日程: 2023年05月04日(木)
開始: 17:00 開場 15:30
会場: 両国国技館
中継: ABEMA無料生放送

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