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名古屋大会「彰俊的徒然草」note プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

名古屋の気候は、比較的穏やかとされてはいるものの、夏の平均湿度はなんと70%を超すことが多くてむし暑く、逆に冬は「伊吹おろし」と呼ばれる冷たい北西の季節風が吹いて寒い・・・

でも安心してください。
6月17日は最高気温は31℃(一般的には28℃から暑いと感じる)と少し高めではありますが、最低気温は丁度良く、しかも梅雨の真っ只中での晴れ。
ということは着る物も統一出来るし雨具の用意もないので、手荷物も少なく身軽に移動出来るという事なんです。

昼間は少し暑い方が、熱い戦いが繰り広げられる会場に入った時に、心身共に寒暖の差が無く、体調ばっちりで試合に集中出来、熱い試合を観戦し終わった頃には、程よく身体をクールダウンしてくれる外気温になってるはず。
なんて至れり尽くせりの名古屋大会になんだろう・・・

チェーン店展開で、今や全国区となった「世界の山ちゃん」「コメダ珈琲」ですが、名古屋発祥なんです。
前は山ちゃん(当時は串かつ・やきとり やまちゃん)創業時の一号店を限りなく忠実に再現した復刻店があったのですが、今はやっていないみたいです。残念・・・
そうそうコメダですが、あの屋号は創業者の実家が米屋だったところからみたいですよ。

そして、天下をとった戦国三大武将の出身は、尾張国・三河国(現 愛知県)で、名古屋とのゆかりが強いんです。
意外と知られてないですが、織田信長は勝幡城(愛知県稲沢市)で生誕して、2歳で那古野城(現 名古屋城)で城主を務め、元服も初陣も濃姫との結婚式も那古野。
西区の「蛇池」に大蛇が出たと噂が出た時は、池の水を全て汲み出すように村人に伝え、自ら大蛇を探しに池の中に入った伝説も。見つからなかったですが・・・

あの桶狭間の戦いに出陣した「清州城」がある新清洲駅へは名鉄名古屋駅から約10分、駅から徒歩15分程度で行けるんですよ。

豊臣秀吉は、昔自分が通っていたトレーニングジムからすごく近い、中村区中村公園にある豊国神社が生誕地で、農民から天下人となった人が生まれた地なのでご利益がありそうですよね。
徳川家康は岡崎のイメージがありますが、関ヶ原の戦いの後、那古野城跡周辺に名古屋城を最後に建てた武将で、名古屋に徳川美術館や由来の地名も多いんです。

名古屋城には近年金シャチ横丁も出来て、名古屋グルメや金箔のソフトクリームも味わえるんですよ。
名古屋の道は東西南北に走っていて、分かりやすいので土日で試合&観光なんてどうでしょう?(道やテレビ塔周りの公園等、札幌の街にも似ています)

話は長くなりましたが、なぜ食べ物や武将の話し?ってなりますよね。
全国展開や統一等、色々な背景をみると、今回の名古屋大会は、更なるNOAHプロレス界統一へ飛躍となる試合になるのではと感じたからなんです。
今回もカードの組み合わせ的に面白そうなものばかりで、全部書きたくなっている自分がいるんですが、選手権という合戦に絞ってみました。
合戦というとAXIZ VS 金剛がしっくりきますが・・・そこはファンの皆さんの見方に頼ってみます。

GHCジュニアヘビー級選手権でのHAYATA選手とダンテ・レオン選手ですが、休場していた時期も含め、HAYATA選手が絶対王者である証明が出来るかどうかの一戦。
個人的に、あくまでもごく個人的にですが、ブルースリーとジャッキーチェンの戦いに似たイメージが・・・
クールと陽ながら、どちらもゾクッとする必殺技を引っ提げて、どこでそれを出すかにも注目の一戦。
出すタイミング、時期で流れも勝敗も大きく変わる。
フィニッシュに移行する前、観る側のボルテージも上がるであろう。
チャンピオンが決まるその瞬間のタイミングが、観る側、あなたの感性とあっているかの答え合わせも楽しみの一つとなりえよう。

GHCタッグ選手権、これは各タイプの違う4人のモンスターが観れる一戦で、ヘビー級のプロレスラーとはを感じる事が出来る。
それぞれの選手の動きに個性があり、そちらに目が行ってしまいがちだが、実力者の集まりである。
両者チームワークには問題はないが、意思の疎通がより完璧なチームに勝利の女神が微笑みそうだ。
気迫を前面に出し、相手の技に屈しない強靭な4人?(人類ではくくれないような気も・・・)の技術、ぶつかり合い、精神力は当然のことながら、対戦相手が自分の予測する範囲を超えて来た時、一瞬素の顔になる瞬間があれば、それこそが勝負の岐路になるに違いない。
稲村選手にベルトが歩み寄るか注目したいファンも多いだろう。


GHCヘビー級選手権、NOAHの歴史と共に歩み、常にウイルスから守ってくれる免疫細胞や自然災害から守ってくれる防波堤のように見てる側に安心と信頼を与えてくれる杉浦選手が立ちふさがる。
背負っているものも大きく、更に強くなっているのではないだろうか。
巨大なる紳士的哲学侵略者、チャンピオンジェイク・リー選手とのぶつかり合いに期待しない者は皆無であろう。
常に戦いや行動の中に「mean」を持つチャンピオンが、幾度も修羅場を潜り抜け、これまた幾度も頂点に立った杉浦選手を逆指名したのだから。
ジェイク選手がNOAHに来て、杉浦選手とのファーストコンタクトの時も、他とは少し違う空気を感じたのだがついに実現したか・・・
投げ打撃関節を始め、総合格闘技という面で同種ではあるが、両者使い方に異なる所がある点に注目。
それは戦い方だけでなく、コメントの部分でもエスプリが効いているという点でも同種ではあるが、似て非なる所が両者の結果にどう影響するのか楽しみな一戦だ。
「mean」・・・発言による「意味」と行動での「意義」を今回も達成し、チャンピオンがまた問いを投げかけるのか、強靭な歴史の砦のチャレンジャーが古き良き新たな世界を築くのか・・・
それは6月17日にあなたの目で是非確かめて頂きたい・・・

by彰俊

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GREEN JOURNEY 2023 in NAGOYA
日程: 2023年6月17日(土)
開始: 17:00 開場 15:30
会場: 愛知・名古屋国際会議場イベントホール

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