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敏感なマスターの息子

居酒屋を退職してすぐ、わたしは住んでいた家を引き払い、職場の近くのマスターの家に居候させて頂くことになりました。

マスターにはわたしと同年代の息子さんがいて、わたしが就職した本店の近くで、彼女(後に奥さんになります)と二人で2号店を切り盛りしていました。

最初、何故かわたしはとても息子さんから嫌われていて、
最初はあいさつしても無視されていて、
マスターの家の3階に住んでいたので、3階と呼ばれていました。

3ヶ月ほどお世話になり、近くにアパートを借りたのですが、
それから喋るようになりました。

ある時、社長が、まおさんから奇跡スペシャルを買うことになったのですが、
社長ではなくまおさんのエネルギーを息子さんが気に入り、奇跡スペシャルをずっと持っていたそうです。

本人には自覚はないようですが、息子さんも強い霊媒体質だったのです。
最初嫌われていたのは、最初の頃のわたしの波動を敏感に感じ、気に入らなかったのでしょう。

彼女と二人で店を切り盛りしていた息子さんと、ずっとフラフラしていて就職したばかりのわたしとでは、人としてえらい違いだったと思います。
当時からもっと、人の心の機微がわかれば、いい人生を送れていたのかなと思います。


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