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ヨーロッパの頂点

こんにちは。女子ロービジョンフットサル選手ののあです。
今回は、少し前に終わったユーロ(欧州選手権)を見て気づいたことについて書いていこうと思います。

私がこの大会を通して感じたことは、「世界が違う」でした。当たり前に聞こえるかもしれませんが、私にとっては大きな発見となりました。
子供の頃からずっと世界のトップになりたいと思い練習を続けてきました。その中で視覚障害は大した壁ではないと思っていました。(今考えるとすごいバカですよね笑、)しかし今大会をみていると、見えていなければ不可能なプレーが多くありました。ある程度までは技術でカバーできますが、高いレベルにいけばいくほど、サッカーの技術+身体能力が求められます。そうなると、視覚障害は大きな壁になります。

今までは、ロービジョンフットサル の価値をあまりよく理解していませんでした。ただあてはまるカテゴリーがあるからやってみようという感覚でプレーしていましたが、視覚障害という壁に気づいてから、その存在の偉大さに気づくことができました。障がい者スポーツは、ただ弱いもの同士が固まっているわけではなくて、障害があっても世界のトップを目指す希望をくれるスポーツです。それは、男子、女子でカテゴリーが別れているのと同じ感覚だと思います。

そう考えると、そもそも障がい者がマイノリティだから障がい者スポーツの競技人口が少なく、競争率が低くてレベルが上がりにくいのは大きな課題かもしれません。陸上や水泳などの個人競技は別として、サッカーなどのチームスポーツで上を目指そうと思うと、かなりハードルが高いです。まず当てはまるカテゴリーの仲間をあつめ、そこから同じ温度感でできる仲間をつくらなければいけません。改めて、ロービジョンフットサル クラブを立ち上げて仲間を増やし続けている、私が所属するチームのキャプテンの偉大さがわかりました。

気づいたことを思いついた通りに書いてしまい読みづらかったかもしれませんが、要するに、女子ロービジョンフットサルという自分のカテゴリーをつくりたい、でもすごく道のりは長い。という話でした。女子ロービジョンフットサルが普及する頃には、おばあちゃんになっているかもしれません笑
それでも、やれるところまでやってみます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
1人でも多くのサッカー好き、そして視覚障害者にとどきますように。

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