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可能性を最大限に生かしたサッカー


みなさん、ロービジョンフットサルって知ってますか?

たぶん、知らないですよね笑

ロービジョンフットサルは、視覚障害者がプレーするフットサルです。

「あー!目隠ししててボールに鈴がはいってるやつ!」

とよく言われますが、それじゃありません。それは、ブラインドサッカーといって、全盲の人がプレーするサッカーです。

ロービジョンフットサルは、ロービジョン(弱視)の選手がプレーするサッカーです。

ルールは健常者のフットサルとほとんど同じです。選手5人のうち、フィールドプレーヤー4人は視覚障害者、ゴールキーパーは晴眼者(目が見えている人)がプレーし、ゴールキーパーはみんなの目となり、声で情報を伝えます。目隠しをしたり特別な用具を使ったりするわけではないため、パッと見るだけだとただのフットサルに見えると思います。そして選手に視覚障害があるとは思えないかもしれません。

ちなみに私は、この大会の代表強化指定選手としてトレーニングに行っていましたが、最終選考で落ちました😅

ブラインドサッカーに比べて、ロービジョンフットサルのチーム数は圧倒的に少ないです。ブラインドサッカーの場合は目隠しをするため、全盲でも弱視でも、晴眼でも同じ条件でプレーができます。一方ロービジョンフットサルは、キーパーを除くと弱視の選手しかプレーできません。

しかし言い方を変えれば、残された視力を使って、一人一人の可能性を最大限に生かせる競技だと思います。

弱視でブラインドサッカーをやっている選手もたくさんいますが、ロービジョンフットサルなら残っている視力をわざわざ潰す必要がないんです。もちろん競技特性が全く違うので、それぞれ好みはあると思ぃますが、ロービジョンフットサルなら、視覚障害があっても普通にサッカーができるんです。

少しでもロービジョンフットサルの魅力が伝わったでしょうか、、、
こういうことを文章で伝えるのは本当に難しいです、、、
もし少しでも興味を持っていただけたら、私のInstagramにも少しプレーの様子が載っているのでのぞいてみてください。
@noa.nishiyama


最後まで読んでいただきありがとうございました。
1人でも多くのサッカー好き、そして視覚障害者にとどきますように。


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