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10年前の非モテをこじらせた自分に読ませたい本

こんばんは。

今日は久々に晴れました!
スリッパを洗って、外に干せてよかった~。
家のあらゆる窓を開けて、換気もできてなんだかスッキリした気分です。


さてさて、私はこの土日、気になっていた本をkindle unlimitedで見つけたので夢中で読んでました。
もうすぐ読み終わる!

「宇宙が終わるまでに恋したい」

以前、こちらの著者の浅田悠介さんの作品「わたしは愛される実験をはじめた。」も読みました。
2日間で読みきるほど面白かったので、こちらも読んでみたかったのです。
いつの間にかkindle unlimited で読めるようになっていてうれしい!
会員になっててよかった~。

※ちなみに先月、「わた愛」の感想note書いてました。
動くしかない|noa|note


10年前にこの本に出会いたかった。


もうね、この一言に尽きるのですが、、、(笑)
タイトルにある通り、私は非モテをこじらせた女だったのですよ。
モテないどころか人間関係構築すること自体が超苦手。
コミュ障のくせに人と関わろうとせず、傷つくのが恐くて恋愛なんて自分がするものだとは思ってなかったくらい。

「宇宙が終わるまでに恋したい」(チュウ恋)は恋愛小説であり、物語の中に恋愛認知学の解説が入っている本ではあるけれど、
もはや人間関係を構築していくうえで大切なことを教えてくれる本だと思います。
恋愛に悩む人だけでなく、「我こそはコミュ障!!!」という人全員に読んでほしい・・・。

結局小さなことの積み重ねなのだ。

本当に、何事もこれなんですよ・・・。
でも自分以外の人が簡単そうにこなしていることって、
「あの人は才能がある」とか「得意なんだなぁ」と思いがちですよね。
もしかしたら、ものすごい努力をしてコツコツ頑張って手に入れたスキルかもしれないって想像できるようになるだけでも、人の見方は変わってくると思うんです。

ということで、心に残った場面を書いていこうと思います。

過去の私かよ(笑)

まず、恋をするのに「相手に関わろうとすること」が必要だから
他人を観察するようアドバイスをされた主人公が言ったセリフがこちら。

「もっと魔法みたいなことを教えてくれるのかと思ってました。
 こういうエクササイズみたいなのはいらないから最強の心理テクニックとかないんですか?」

ギャー!!!10年前の私もこういうこと言ってそう!!!!!
とにかく楽したいズボラマインド!!!(笑)


「自信持って!」って言われても・・・

自信をつけろというアドバイスほど酷なものはない。
時間をかけて、悩んで、努力して、経験を積むことで身につけるものだから――いきなり用意できるものじゃないわ。

自己肯定感が超低くて、私も人に相談するたびに、幾度となく言われてきました。
でも、「自信もって!」と言われても何に自信もっていいか分からないから困ってるんだよぉ・・・
なんか私がモヤモヤしている部分をスッキリと言語化してくれたこのセリフがめちゃくちゃ好き!

立場を変えてみると、自分自身も人を元気づけたいとき、「自信もって!」って言いがちです。
でも、それだけじゃ伝わらないのかもしれないなぁ。
「自信をもって!」+「その人が悩んだり努力した過程」も含めて言葉にして伝えることで、本当に伝わるのかもしれないですね。

自分のことは自分で決める


これは「わた愛」にも書かれていた「人生を変えるのはリアクションではなくアクション」と同じことなのですが、今回の作品でも受け身ではなく「自分の人生は自分で決めよう!」というメッセージが強く書かれていました。
やっぱりここが刺さる。

いつだって、なにを求めて、なにを考えて、どこに行って、なにをするかは、貴女が決めなくちゃいけないの

私も今、すごく迷っている時期で、今のまま過ごしてはいけないんじゃないかと思っていて。
でも周りの環境がこうだしなぁ、と動けずにいることがあります。

でも始めから大きく色々なことを変えるんじゃなくて、小さな自分の意志を尊重して、出来ることから叶えていきたいなと思いました。

ということで、ずっとできなかった一人旅、ワーケーションをすることを叶えたいです。


珍しく1,700字も書いてしまったー!

過去を振り返るきっかけにもなり、未来に向けて背中をポンっと押してくれた1冊でした。

おわり。

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