観た映画の感想 #60『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』
『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』を観ました。
いやー楽しかった!
なんていうか、冴羽獠はずっと冴羽獠だから今作でもずっと昔から変わらない「あの」冴羽獠そのまんまなんで、美女となれば見境なく飛びついていくし今のコンプラに照らし合わせたら完全にアウトなセクハラとかもガンガンやるし、それに対する香のお仕置きだったり、あとは他のキャラクター達のノリとかも含めて昔のまんまなんですけど、一方で劇中のキャラクターはみんなスマホ使ってるし、獠の女漁りも手あたり次第に声をかけまくるんじゃなくてマッチングアプリになったりしてて、キャラクターは変わってないのに周りだけが「今」になってるんですよ。それがすっごい不思議で。
でもちゃんとシティーハンター。
劇場版としての前作(新宿プライベートアイズ)の時は完全にサプライズゲストだったキャッツアイの3人が今回は序盤から割としっかり物語に絡んでくるっていうのもファンとしては嬉しかったんですけど、まさかルパン三世まで出てくるとは思ってなくて。
情報自体は公開前に出てたみたいですけど、映画観る時に下調べとか情報収集をあまりしたくないタイプなので全く知らなかったんですよね……
というかルパンがいるってことはあの世界、多分どこかに某見た目は子ども頭脳は大人の名探偵もいるはずなんですよね。MCUならぬSUU(サンライズ裏社会ユニバース)もできそう。
最終章とは言ってもエンドロールに出たのは「The Final Chapter Begins」だし、海原新との決着もまだ映画の中ではついてないんで、今作を前編として二部作にするか上中下の三部作にするかくらい続ける腹積もりなんじゃないかなーと思うんですよ。声優の皆さんの年齢的にもオリジナルキャストが勢揃いできる機会って正直もう限られてると思いますし、なんとか真の完結まで作って欲しいなー!
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