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資格の違いは仕事の違い?
看護の場合
看護師と准看護師は同じ「看護」という仕事をしていますが、看護師のみが国家資格です。准看は都道府県発行の公的資格。
でもその違いは、看護される側のみならず一緒に働いていても見た目だけではわからないことですよね。
看護師の一部の人の中には「准看護師は国家資格じゃないから看護師じゃない(名乗るな)」という人がいます。
ネット掲示板で准看に対しての暴言や侮辱を見た時「資格を名乗ってもらわないとわからないのに、いちいち差別されてもな~」と感じたものです。
その人が実際はどういった人物なのかはわかりませんが。
でも実際にそんな発言してる人に遭遇した時は引きました。そんなこと言う人に限って尊敬できる仕事ぶりじゃなかったりして・・・
中でも最強だったのは、
「あんた准看のくせに、なにその口の利き方!」と言ってきたパートさんが、高看の学校(准看護師が正看護師を目指して通う学校)を数年前に卒業してるけど、国家試験には落ちていたという事実を知った時でした。
「いや、試験に落ちてたら事実上「准看」でしかないから!
資格だけで言えば私と同じだから」って笑ってしまいましたが、それだけ資格だけで優劣つける人もいるんだなと感じました。
そんな看護資格による派閥?の余談は置いといて
私は自分のことを看護職員と呼んでいます。他の方のことも看護さんでまとめてます、資格名を言っているわけじゃないんで間違いではではないでしょ?
介護の場合
介護職員の場合はもっと多くて、仕事内容は同じでも国家資格である介護福祉士を持っている人もいれば、初任者研修・実務者研修は終了してる人、昔のヘルパー3級・2級を持っている人、経験はあるけど未資格者、全くの未経験の人など幅が広いです。
こちらも見た目では全く判断できません。
車いすへの移乗がとっても上手い!人が元販売員だったりもすれば、
移乗の時に力だけで動かすからハラハラするって人が介護福祉士だったり。
なので私はみんな含めて介護さんや介護職員と呼んでます。
働くうえで資格なんて考えてないよって声もあるでしょうが、少なくとも私が働いてた職場では「あの人、介護福祉士持ってないんでしょ」って会話は聞こえてきました。
最後に
決して資格を持ってない人が努力してないわけじゃないですよね。
実務者研修は任意ながら10万円以上を実費だったからなかなか受けれないって人もいたり、介護福祉士の資格が取りたくても実務経験も必要ですから。
資格の有無で出来ることが立場が変わることはあるけど、患者さんや利用者さんには看護師さんやヘルパーさんなど細かい所持資格なんて関係ないものです。資格にこだわるだけじゃなく内面も高めていきたいですね。
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