「いじめられてた貴方にも悪いところがあったんじゃない?」そんな言葉を聞くとは思わなかった。
はじめに。
働き始めて1か月ちょっと前の話。
前回の記事でも書いたように、私が「辞めたい」と思ったきっかけとなった話の一部になります。
前々回の記事はこちら↓
https://note.com/no_name_xx/n/n506e64298d8c
職場での休憩時間
1か月前の今頃くらいに今回書く話が引き金となって職場に行きづらくなり、現在も休みながら職場と話し合いをしている状態。
この話、プライベートに必要以上に踏み込まれた挙句の言葉でした。
過去に”いじめられていた経験がある”と話したことがきっかけで、自分ではどうしようもなかったと話したところ
「いじめられてたっていうけど、あなたにも悪い所が少なからずあったからでしょう?」
その言葉を聞いたとき私は困惑し、目の前の職員が何を言っているのか理解するまでに時間がかかりました。
いじめっていうのも中学生の頃の話だったし、そのくらいの年頃の子って自分のコンプレックスだったり趣味だったりを気にする年頃で、いくら外見に気を使っても根本的な容姿は変えられないし、私の時は今よりもメイクなんて流通してなかった気がする。アイプチだとかプチプラとかあんまり話してる子も少なかったし。趣味は趣味でその子の好きなことなんだから抑制できるものでもない。ましてや田舎っていうのもあって大体、小中はそのまま上がってるのと変わらなかったのでクラスが一緒になったことはなくても顔見知り。というような感じ。逃げ場もなかった。
職員にも
「私は外見でいじめられてましたけど、容姿だっていくら気を使っても根本的に変えられないし、気を使っても言われるんですよ?」
と思わず言ってしまいましたが返答された言葉は
「そのほかにもあるでしょ」
確かに私は当初、アニメだったりゲームが好きで小説を少し書いていたこともありましたが、それを言っても、いじめられる原因はあなたにある。原因がほかにもあるんじゃない?まだ中学生とか高校生なんて子供なんだから。と言われた。その場にいた管理職の方もうなずいて話を聞いていた。正直、この二人に何を話しても無駄だ。私の気持ちはわからないだろうし、わかってもらえない。そう思い、黙ったあと、私は話を変えました。
まあ、中学生の頃はここまでネットが流通していたわけじゃないですし、スマホやパソコンを持っていた人も少なかった。アニメや漫画が好きだとか声優になりたい。といっても受け入れてもらえるような時代ではなかった。と私も思っています。それでも、それだけでいじめが正当化される理由がいまいち理解ができず、今でもモヤモヤしている。
いじめは人生を変える瞬間
想像を絶するようないじめではなかったんですよね。私の場合。
それでも、特定の男子に容姿のことや趣味のことを言われ始めてからというものそれまで大丈夫だったものが何かが壊れたかのように”すべてがダメ”になったのは言うまでもなかった。
男子と遊ぶのも抵抗がなかった。
自分の意見も率先して主張できていた。
笑顔で毎日を過ごしていた。
人と接するのが大好きだった。
そんな子だった私がそのような出来事をきっかけに、
クラスに居づらくなり、クラスにはいれなくなって、学校にも行けなくなった。
次第にそこからガラガラと音を立てて崩れていき、
男子と遊ぶのが怖くなった。
自分の意見を言えず、発言するのが怖くなった。
笑顔で過ごすことが減っていった。
人の目を気にして、人と接するのが怖くなった。
すべてが変わって、人が怖くなり信じられなくなりました。親も友人も先生ですら信じられなくなって、死にたいと思う日も増え、うつのような状態になって今に至ります。
今でさえ、人の顔色をうかがいながら過ごす日々。人の目も怖いし、だれとでも仲良くなれた私はもうここにはいない。その子が帰ってくることはもうないでしょう。
いじめられた側はたくさんのことを失う。
いじめていた側は楽しかったりただ感情的にいじめているだけかもしれないそれなりの理由があるかもしれないけど、されている側は得るものは少ない。でも失うものは大きい。それをわからないでやっている子も多いんじゃないかなって。冷静に今考えればそうなのかなって。でもそれが正当な理由なわけでもないし、”子供だから”なんてそんなこと通用するわけない。
現に、命を絶つ人だっているんだから。それでも、した側はのうのうと生きてる人が多い。とかどんな地獄なの。って私は思う。した側って、覚えてないんだよね。本当に。
環境の変化がその人を変える
そんな私も今は新卒として働いていて(やめるかもだけど…)それも、高校で仲良くなった友人が少なからずいて、専門学校に通うために地元を離れ、校舎内には友人はいるけど、私が専攻した学科には友人はいない。一からの新たな環境で素敵な出会いがあった。
自分に適した環境だったし、親友と呼べるような友人もできて、自分の意見も積極的に主張できた。主張しなきゃ埋もれちゃうから自然に発言することが増えただけだけど…。それでも苦手だった男性も、ダンスのペアだったりいろんなところで一緒にやることが多かったから、まだ苦手意識は強いけど拒否をしなくなるくらいには大丈夫になった。アルバイトも始めたり、環境や周りにいる人が変わったおかげで、うつの症状も減って、卒業までの1年半以上、病院に通わなくても無事に卒業できた。強くなれたのは環境の変化のおかげだった。友人たちにもすごく感謝してる。
そう思えるようになったことが何よりも、心身ともに成長した証。
さいごに。
決して、いじめを一概に”悪い””悪くない”とは言えない世の中だけど、私からしてみたら、いじめは悪いものだと思うし、なくなってほしいと思う。難しい話だとは重々承知の上だけど、学校も会社も閉鎖された空間の中で限られた環境の中で身動きも取れない状態で、いじめを受けている。そんな助けも言えない中で苦しんでいる人が今現在もたくさんいることを、知ってほしいと受け入れてほしいと切実に思うばかり。
内容とかまとめが薄いと思う。
私もそう思います。でもなんだか書いてるうちに最後まとまらなくなってしまいました。申し訳ない…。
皆さんは、いじめの類に対してどう思いますか?
ぜひ、聞いてみたいです。
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