ひとりぼっちの私を抱きしめに行ってやりたいのさ

太陽が視たくて
何度目を閉じただろう
なんのためにもならない
相手のいない 謝罪を回想

ああ だから 言ったじゃん
テレビなんかいらないって

聞き馴染んだ音も
今や もう興味をそそらない戯謔

流れて 流され
部屋の中から 知らない人の笑い声
春はいつも 明日が遠いみたい

洗濯機は妙にうるさいし
私のためだけに 踊ってる
部屋の隅ばかり見つめて
ゆりかごの中で眠る夢

私じゃなくてもいいのになあ
この部屋に 閉じ込められるのは
でも 閉じ込めたのは
外でも無い自分自身だったっけ

いいんじゃない!
すこしくらい 昨日を過ごしてたって
もういっかい
もういいかい?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?