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2022年4月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNS起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、Twitter・Facebook上でどれほどエンゲージメント(※1)しているかを毎月調査しています。

(※1)エンゲージメント
Twitter・Facebookにおける「いいね」「リツイート」「シェア」「コメント」などの総アクション数。数が多いほど、多くのユーザーに、SNS上で言及されている・注目されていると定義しています。また、この数値はポジティブに語られているもの、ネガティブに語られているもの、両方を含んでいます。

3月編はこちらからご覧になれます!

調査概要

データ取得期間:2022年4月1日~2022年4月30日
調査ツール:No Companyのオリジナル・ソーシャルリスニングツール「THINK for HR」(※2)
調査対象:下記(※3)に記載の20媒体の100エンゲージメント以上(※4)の記事
調査方法:プレスリリース内に記載。今回の調査では、各記事に関するエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※2)SNS分析ツール「THINK for HR」
No Companyが提供する、SNS分析ツールで、SNS上でシェアされている投稿や記事、動画のエンゲージメント量(いいね、RTなどのアクション数)を調べることができます。
(※3)調査対象メディアについて
就活において情報収集する際によく見るメディアについて、大学2〜4年生(n=428名)にアンケートを実施。上位20媒体は以下の通り。
ワンキャリア、FastGrow、Wantedly、note、マイナビ、リクナビ、外資就活ドットコム、エンカレッジ、キャリアパーク、大学生とつくる就活応援ニュースゼミ、JobPicks、キャリアハック、iXキャリアコンパス、Forbes CAREER、talentbook、Business Insider Japan、日経WOMANキャリア、20's type、Woman type、キャリタス就活
(※4)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、100エンゲージメントを目安に特筆すべき記事・文脈として抽出しています。

エンゲージメント獲得数TOP20社

期間中、最もエンゲージメントを獲得した企業は下記の20社となりました。

GMOインターネット株式会社
株式会社ヘラルボニー
株式会社LayerX
株式会社圓窓
株式会社カミナシ
株式会社ヤプリ
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ
鹿島アントラーズ
株式会社FLUX
株式会社Meety
for Startups, Inc.
株式会社コミチ
FairyDevices株式会社
Ubie(ユビー)株式会社
株式会社 hacomono
株式会社西村組
株式会社ウィルゲート
株式会社Voicy
株式会社Finatextホールディングス

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社LayerX(note):307ENG

情報の透明性を大事にするカルチャーを持つLayerXが、Notionを使ってどのように情報のアクセス性改善に取り組んでいるか、について自社のNotionページを一部公開しながら、工夫している部分を具体的に説明しています。また、これから入社する人の不安や焦りをやわらげる為のオンボーディング用ページの中身や背景についても触れており、候補者にとって入社後のイメージが掴みやすい記事になっています。

②株式会社 hacomono(FastGrow):289ENG

1年弱の間に約30名から約100名の組織へと変貌した、スタートアップのhacomonoが、事業の急成長に「組織」の急成長が欠かせない理由について説明しています。また、急激に人が増える中でどのように社員に対してカルチャーを浸透させているのかについても、代表の人柄や、hacomonoのカルチャーの作り方に触れながら訴求しています。

③ファインディ株式会社(FastGrow):236ENG

ファインディ 代表がなぜ「主役=代表」という考え方や、メンバーに「短期間で結果を出させること」、社内向けに「スライド資料を作ること」をやめたのか、これまでの経験や失敗談をもとに説明しています。それぞれの背景の中で「家族と向き合う時間を増やして欲しい」「メンバーに主役として活躍してもらいたい」など、代表の社員への思いやりが見て取れるのが印象的です。

考察

「情報の透明性」「カルチャーの浸透」「主役=メンバー」など、各社が組織を育てていく上で大事にしていることについて書かれている記事が注目を集めていました。またどの記事も、これから入社を考えている候補者や現社員に対して心から向き合い、「ヒト」を大切にする思想が見受けられたのが印象的です。
カルチャーマッチが重要視されている採用市場において、自社のカルチャーを適切に届ける為には、背景や想いの部分にフォーカスしながら伝えていくことが必要です。
今、組織風土が求職者にとって大きな企業選びの判断軸になっているからこそ、自社のカルチャーを見つめ直しコンテンツ化することで、他社と迷っている候補者や新たなターゲット層の興味喚起を促すきっかけになるかもしれません。

(参考)高エンゲージメントを獲得していた他の記事

GMOインターネット株式会社(FastGrow):921ENG

株式会社ヘラルボニー(note):546ENG

株式会社カミナシ(note):356ENG

株式会社FLUX(FastGrow):438ENG

株式会社西村組(note):282ENG

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(ワンキャリア):235ENG

お知らせ

THINK for HRについて

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No CompanyではSNSデータを起点に、企業が求職者に共感されやすい切り口の発見と、そこからの採用コミュニケーション戦略策定〜コンテンツ制作〜広報を、企業の新卒/中途採用・組織/人材開発担当者向けに支援しております。

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