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電話の唄

君が電話を繋げたまま寝たいと言った 珍しいな 寝息が聞こえて数分 「愛してるよ」と言った そしたらすぐに 「俺も愛してるよ」 「ねえ聞いて、大好き」 と君が言った こんな簡…

野田
1年前

2021/01/24

精神病で親戚の家に隔離されてお母さんがすごく面倒見てくれて おっきい部屋の端っこに小さい私が過ごしやすいスペース作ってくれて 精神状態も良くなってきてお父さんとお…

野田
1年前

いちごの詩 さくらの死

いちごは赤い方が美味しいそうだ。 子どもの頃はそう思っていた。 いちごは、赤くても酸っぱいものもある。 赤くなくても甘いものもある。 そう気付くまでにそう時間はかか…

野田
1年前
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電話の唄

君が電話を繋げたまま寝たいと言った
珍しいな

寝息が聞こえて数分
「愛してるよ」と言った
そしたらすぐに
「俺も愛してるよ」
「ねえ聞いて、大好き」
と君が言った

こんな簡単なことで幸せになれたと思った

それと同時に、好きな人と愛を伝え合うこと自体
奇跡みたいなものだなと思った。

2021/01/24

2021/01/24

精神病で親戚の家に隔離されてお母さんがすごく面倒見てくれて
おっきい部屋の端っこに小さい私が過ごしやすいスペース作ってくれて
精神状態も良くなってきてお父さんとお母さんが一緒に来てくれて隣にあるテーマパークに散歩しに行ったら呪われた子どもにお母さんが注意してお母さんが呪われてその場で死んでお父さんにもう私はどうやって生きていけばいいか分からないと言いながら泣きついた

いちごの詩 さくらの死

いちごの詩 さくらの死

いちごは赤い方が美味しいそうだ。
子どもの頃はそう思っていた。
いちごは、赤くても酸っぱいものもある。
赤くなくても甘いものもある。
そう気付くまでにそう時間はかからなかった。

同じ頃に、さくらは咲いているのが綺麗だと
勝手に決めつけて、
いつも空を見上げて、青に浮かぶ薄ピンクを眺めていた。

大人になって気付く。
さくらは散った方が綺麗だと。
優しいね。
下を向いているわたしを気にかけてくれて

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