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見た目が良い人は得をするのか.

先日、興味深いニュースを目にした。

大学教授がゼミ生の募集をめぐり“男子には内緒ですが女子は基本的に採用”というメールを送っていたという問題。

大学に通っていた身からすると「女子生徒だからとか」「可愛いから」
という理由で採用を決めている教授がいるのは周知の事実だった。
正直なところ、今に始まったことではないと思う。

大学に行ったことのある人なら、心あたりがある人もいるでのはないだろうか。


大学内にあった"イケてる"ゼミ

実は僕も少し似たような話を聞いたことがある。
これは大学二年になってゼミナール選びに奔走していた時の話。

一年時に履修していた経済学にハマり、どうせならマーケティングを研究しているゼミナールに入室したいと思った。
そこで評判の良かったゼミナールに興味を持った。
そこのゼミは人数もかなり多くて学内でもかなり人気を誇るゼミナールで
いわゆるイケてる人たちの集まりだった。

そこのゼミ(マーケティングゼミ)に先輩がいるという友人に
話を聞いたところ
「あそこのゼミはいくら頭が良くてもダメだよ、結局のところ顔が良くないと落とされるからね(笑)」と言っていたのを思い出す。

本人の能力とか適正ではなく見た目が良いか否か
イケメンか美女であることが面接の合否を分けるのである。

確かにゼミナールの説明会へ行った際に、会場内にいた先輩方を見渡すと
イケメンか美女しかいなくて、今思うと都内のイケてる広告代理店みたいなイメージがあった(皮肉)

この時初めて、「見た目が良い人は得をするんだなー」と実感した。


良く巷では「○○は見た目がいいからな~」という嫉妬混じりの言葉を耳にするが、見た目が良いことでどんなメリットがあるのかは、
本人も周囲の人間もあまり自覚していないように思う。


多くの人は漠然と「見た目が良い人は得する」と思い込んでいるけど、
具体的にどんな恩恵を受けているのか説明するのは難しいと思う。

そこで「見た目が良いとどんなメリットがあるのか」調べてみた。



年収と容姿

アメリカのテキサス大学オースティン校の教授、ダニエル・S・ハマーメッシュ氏は自身の研究から外見で生涯年収に差が出ると結論づけた。

教授は人の容姿を5段階に分けた(5が最高、3が平均)。研究結果(計7500人調査)では男性の場合、見た目の印象がいい「5と4」の人は、容姿が平均より劣る「2と1」に比べ、年収が17%上回ったというのである。女性の場合も、12%高いことがわかった。

Sankei Biz

そもそも人の年収は学歴によって左右されることが先行研究で分かって
いる。その一方で「容姿によっても年収が左右される」というのは今回
新たな発見となった。(平成30年賃金構造基本統計調査結果)

大卒・大学院修了の男性の場合、生涯年収で見た目が良い人は、そうでない人と比べて、4760万円も多いということになる。

一方、女性の場合、生涯年収で見た目が良い人は、そうでない人と比べて、
2880万円も多いということになる。




近年の主流

見た目を良くしようとする行動の一つに整形が挙げられる。

最近、人々の整形に対する価値観や考え方が変わっているように感じる。

誰もが知るような有名インフルエンサーから、美容系の仕事をしている僕の友達さえも、お忍びで韓国に行き整形をしているのだ。

自分の見た目を整形によって良くするのは、自分の理想像に近づくことが
でき、一種の自己欲求を満たすことができる。
今の自分や現状に満足できずにビジネス本を買う人間みたいに、自分をもっと良くしていこうという姿はまるで自己啓発のように思う。
決して安くない対価を払ってでも、自分の容姿を良くしようとする行動は
非常に合理的であり、とても頭のいい戦略だと考える。



余談ですが「女性は写真を見せると、その人が整形をしているかどうかとな分かるんだよ実は」と元カノから聞いたことがある。

男子の僕から見たらまったく分からないんだけどなあ。。



「人を見た目で判断するのは良くない」という風潮がある社会で
このような研究結果が出てしまっているのは何とも皮肉な感じがしてならない。


この研究結果から、僕も自分なりにできることをしたいと思うようになった


普段愛用しているハトムギ化粧水(ドンキで売ってる安いやつ)を
フォロワー10万人レベルのインフルエンサー御用達IPSA(めっちゃ高い化粧水)に変えて、
2日に1回の髭剃りを、毎日することで見た目を良くしていこうと思います。



そうしたら年収もきっと増えますよね、きっと、、、




参考資料




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