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残す理由

10年近く前の動画がおすすめに出てきたので見てみました。
多分見ていたMVに関連づけられたのかな。

内容はとてもほんわかして可愛らしくて
見ていて笑顔になります。

でも、残念なことに画面の中で笑顔で映っていたうちの1人の方は
既にこの世を去ってしまったそうです。


手紙や写真っていいなと思います。

少し先も何年先も、今のこの時の積み重ねです。

SNSにアップする理由って人それぞれだと思うのですが
自分が見た時にその時に戻れる気がして。

過去というものは曖昧な記憶の断片でしかないけれど、確かにそこを通過して来たんだなと

日々が忙しさのあまりに、ついさっきの事も思い出せなくなってても
その写真を見るとあっという間にその時に居るような感覚になります。

それが例え、日常のささやかな瞬間であっても
自分のために残しておく場でもあるんだなって。

そういえば暑くてコンビニでアイス買って
あの公園で休んだな、とか
そういう日常の切り取り。

わたしが手紙が好きなのは、書いた文字から
その人を感じられる気がして好きなんです。

人は、目に見えて手で触れられる物を証拠として欲しがります。

その証拠の先の
『自分の心が感じたいこと』
が本当は欲しいのではないでしょうか。

安心だったり、喜びだったり、愛だったり…

それらは全て自分自身の心で感じるものです。

たとえその人がこの世にいなくても
離れた場所にいたとしても

自分の心の中で嬉しさや楽しさを感じていたら
その時と同じ感覚を味わっているのなら
確かにそこに在ると思うのです。

それは何にも変え難い自分にとっての1番の証拠だと

わたしはそう思います。

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