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#本棚の10冊で自分を表現する 後編


今日も1日お疲れ様でした。

今日も私はおバイト。めちゃくちゃ働いた帰りに昨日の続きを書いています。
(今日はドクショくんもジテンシャくんも出勤してなくて寂しかった)

さてさて。前回の続き、後編です。
前回に引き続きあらすじは省きつつ、#本棚の10冊で自分を表現する やっていきます🧸


📖 自分を表現する10冊 後編 📖

⑥変身 (東野圭吾・講談社文庫)
⑦一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書(山崎圭一・SB Creative)
⑧キリン (山田悠介・角川文庫)
⑨シアター! (有川浩・メディアワークス文庫)
⑩レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠 (森日向・メディアワークス文庫)



⑥変身
私が好きな作家を聞かれたら必ず答える「東野圭吾」さん。その中でも1番好きな小説です。
「人を操るのは脳か。愛か。」
この問のもと話が展開されていきます。
世界初の脳移植を施された主人公が、他人の脳にどんどん支配されていく。このぞくぞく感がたまりません。
ラストはかなりありがちなオチですが、しっくりくる。「ありがち」をぴったりはめてくるあたりがさすが東野圭吾さんだなと思います。
ちなみにこの本で高校時代、ビブリオバトルの校内決勝までいったことがあります。笑


⑦一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書
1年前。
とにかく日本史が足を引っ張りまくっていた私を助けてくれた1冊です。
私は日本史が大の苦手で、模試では高3になっても30~40点ほどしか取ることが出来ませんでした。
この本では教科書とは違う視点で、小説のように歴史が流れていきます。私はこの本を1回読んだだけで、次の模試で68点を取ることが出来たんです(それでも低いと思いますが、本番は80超えてた)。
歴史の勉強の仕方は人によりけりだと思いますが、私にはこの本が合っていて、たくさん助けられました。感謝している1冊です。


⑧キリン
東野圭吾さんと同じく、好きな作家として挙げるのが山田悠介さん。その中でも1番好きな小説です。というか、1番心に重く残っている1冊です。
優秀な精子を提供してくれる精子バンク。そこには優秀な子、いわゆる天才を育てたい母親たちが集まる。主人公のきりんくんはそんな母親のもとに産まれてきた1人の子供です。
小さいときから兄の秀才(ひでとし)と比べられ、出来損ない扱い(小学生ながら中学内容を解けているので、実は全然出来損ないじゃない)
されてしまう。
きりんくんにはこの作品の中でさまざまな困難、辛いことが起こります。私は読んでいて涙が止まりませんでした。すごく傷つくけれど、きりんくんの純粋さに感動する。
山田悠介さんの小説で、初めて読んでいて辛いという感情に出会いました。

⑨シアター!
有川浩さんの代表作といえば「図書館戦争」を思い浮かべる方が多いと思いますが、私は自分がいる環境に近いお話として、「シアター!」が強く残っています。
私は大学で舞台関係について学んでいます。シアター!はある劇団のお話で、劇団を設定としているところに惹かれたのを覚えています。
売れない、赤字だらけの劇団がどう成長していくのか。演劇というものに携わる身としてもおもしろかったし、演劇に興味があるなという方は読んでみることをおすすめします。
あまり演劇やダンスが小説の題材になることがないので、見つけたとき大発見をしたような感覚になりました。

⑩ レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
この本は私が人生で出会った中で、1番本が好きであろう人に借りて読んだ本です。幼少中が一緒の同級生で、今でも交流があります。
「詭弁」というものを使ってさまざまな試練を乗り越える話術士と狐のお話。若干内容は子ども向け(私は中1のときに読んだ)な気がしますが、出てくる詭弁が頭が良すぎて感動しちゃいます。「ペンは剣よりも強し」という言葉がありますが、言葉に勝るものはないんだなと中学生の私は考えていました。
口喧嘩が強いひとになりたい。。。

というわけで。

以上で#本棚の10冊で自分を表現する 終了です!!!

有名どころからかなりマニアックなところまで攻めましたが、どうでしたか??
10冊全部知ってる方はかなり読書好きだと思います。笑

これからも本のことはいろいろ載せようかなと思うので、本好きな方もそうでない方も、目を通していただけると嬉しいです🩰


今日もいい出会いがありますように。