内容証明が届きました|マガジン♯194

先月内容証明が届きました。人生で初めての内容証明と言いたいところですが、内容証明を貰うのは、人生で2回目です。1度目は中学生の時でした。ざっくり言えば「卒業式は大人しくしとけよ」って内容でした。笑

華麗な私の卒業式は、弁護士つきだったのです。

2度目は先月。内容を言いたいですが、一応来年くらいまでは伏せておきます。笑

内容証明が届いて身内の顧問弁護士へ相談をし、当方に落ち度がないことを確認し、スムーズにことを進めている最中です。

さて、ここからがメインの話。顧問弁護士へ相談をしたのですが、返事は自分自身で書きました。弁護士に「自分で書いた方が安くていいよ」と言われたからです。内容証明を2度もらったことがありますが、内容証明を出せる郵便局も不明だったし、正直契約書のような文を書くことが苦手な私…。

面倒臭そうな顔をして

「えっそこの郵便局から内容証明出せますか?」

と弁護士に聞くと

「いや、内容証明じゃなくていいでしょ。84円の切手でいいよ。僕ならFAXで送るけどね。要は相手に届いたらいいだけだから」

と言われ、なるほど、良い弁護士だなと実感。
良い弁護士は儲かっている。儲かっている弁護士は余計な金を取らない。着手金も不要!無料相談でオッケー!なるべく自分でしろと言ってくれる!

そして、もう一つの疑問。

「簡単な文章で書いてもいいですか?」

「全然いいです。伝わればいいです」

不思議と内容証明を貰っているのに視界が明るくなったことが分かりました。私と言えば文。文と言えば私。貴殿と貴社の違いも此方と当方の違いもわかっていないが、簡単な文章でいいならワクワク感さえ出てきました。

弁護士事務所を出て早速彼氏に電話し、「自分で書いてもいいんだって!」を連呼しました。まるで、執筆の仕事依頼が来たかのように。笑

蓋を開けたら内容証明の返事を書く行為なのですが、気持ちは『諦めてた夢や希望を、もう一度追いかけよう。もう一度青春しよう』と月9のヒロインばりに上がってました。

机に向かって一気に下書きをしたのは、GACKTと話すために文章を考えた日以来です。こんなに集中しても、しなくても会うのは禿げた弁護士。読むのも禿げた弁護士(予測)だというのに、『人を見た目で決めない』自分の良ささえも実感します。

熱いハートで書き終えた文を持って、再び弁護士の元へ。軽く添削してもらい、いざ投函!

私、絶対文章で食べていけるようになるね!と夢と決意と共にコンビニのポストへ託しました。

1週間後、相手の弁護士から通知が来て、返事書くのめんどくさくなって電話した話は又書きましょう…。

ちなみにこの話、まだ終わっていない【なう】の話なので、オチはありません。続きは来月くらいです。笑

皆さんに伝えたいことは、最悪だ!!!!!!!この状況!!!!マジで最悪!!!!!!!ふざけんな!!!!◯ね!!!!!!!地獄に堕ちろ!!!!って状況下でも夢や希望、夢中になれることや好きなことは見つかる時もあるということです。

こんなに最悪な気分の時でも、もう一度文で飯を食う夢は追いかけようと思えました。しかしながら、そうなると内容証明を送ってきた人にも感謝の気持ちさえ湧いてきます。とんでもない嫌味です。

「内容証明を送ってくれたおかげで、芥川賞をとれました」と本の帯に書く想像さえしました。相手は私にダメージを与えようとしたのに、私は幸せになっちゃうんです。

最大の仕返しは、自分が幸せになること。

皆さんも苦しい状況下でも、人を恨むことよりも自分が幸せになることを第一に考えて生きてくださいね!

さらば!青春の光!





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