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『白骨化スマホ』(毎週ショートショートnote)

「うぃす~」
「うぃっす~、ひさしぶり~」
「あ、スマホ替えたんだ?」
「うん最新のヤツ、いいっしょ」
「前のは?そんなに使ってなくない?」
「あれねぇ、動かなくなっちゃったんだよね」
「そうなんだぁ、気に入ってたのにね」
「だからね、お墓作ってあげたの」
「・・・え?」
「だって、かわいそうじゃん」
「え?お墓?」
「うん、庭に穴ほって、埋めてあげた」
「穴?埋めた?何それ」
「え、だって最近のスマホって生きてんじゃん」
「怖い怖い怖い、生きてるワケないじゃん」
「だって、話しかけたら答えてくれるよ?」
「そうなの?最近のスマホって生きてんの?」
「そうだよ、今ごろは骨になっちゃってんじゃないかなぁ」
「骨?スマホに骨?」
「そりゃそうだよ。生きてんだから骨くらいあるっしょ」
「掘ったら骨が出てくんの?」
「出てくるよ、白骨スマホ」
「私のにも骨、あんのかな?」
「あるワケないじゃ~ん」
「え?」
「だってあんたのスマホ、アンドロイドだもん」
「なるほど~」

(410文字)


<あとがき>
こういうのを悪ふざけって言うんでしょうねw

<ChatGPTによる解説>
この会話は、スマートフォンの最新機種と古い機種を持っている人たちの
会話を描いたものですね。
一人の人物が新しいスマートフォンを手に入れたことを話していると、
もう一人の人物が古いスマートフォンについて尋ねます。
すると、古いスマートフォンが動かなくなったので
「お墓」を作ったと話します。

最初の人物はスマートフォンが生きているかのように話し、
話しかければ答えてくれると主張します。
しかし、もう一人の人物は驚いてそれを否定し、
スマートフォンに「骨」があるのかどうかを疑問視します。
そして、話の結末では、スマートフォンがAndroid(アンドロイド)
であるために「骨があるわけない」というジョークが含まれています。

この会話は、新しいテクノロジーと古いものの対比や、
新旧のスマートフォンに対する考え方の違いを楽しく描いたものですね。

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