nyx-a
What I read is what I want to read.
あえなく終了となった打ち切りマンガの思い出。 カッコの中は終了時の話数。
陰謀論をやっています。申し訳ないです。
中島敦展がもう終わってしまいそうだったので都合をつけて見に行った。目的地は東大駒場キャンパスの近くにあった。あの辺は初めて行ったが、外側から見ても薮の生い茂ってるあの感じが如何にも旧帝大然としていて、時代を追いかける必要すらない本物の豊かさを感じた。敷地内が50年も100年も手付かずのせいなのか、周囲の経過から取り残されたようなレトロ空間が突然現れる。時間の流れ方さえ突然変わる感じがする。素晴らしいと思う。悔しいけど「伝統」にはただそれだけで価値がある。ただ古いものが長く残
村田沙耶香作品は過去に『コンビニ人間』と『しろいろの街の、その骨の体温の』を読んだことがあった。これはAmazonのおすすめに勝手に表示されてきたので脳死でポチポチ押して買ってた。タイトルとジャケが気に入ったんだと思う。短編集だった。 丸の内魔法少女ミラクリーナ まあ良かった。子供の頃のその感情を持ってきて描き出した、そのことを評価されるべきだと思う。 しかし正志の人格が紋切り型すぎる。一定の役回りを与えられてプログラムされた通りに動くmobとかNPCみたい。ストー
マクドナルド創業者であるマクドナルド兄弟から経営権を買い取り、世界規模のハンバーガーチェーンに成長させたレイ・クロックの自伝。 前半はそれなりに興味深く読んでいたのだけど、事業が軌道に乗ってからはあまり面白くなかった。登場人物も多く名前が頭に入らない。最終盤の球団を買った話などいかにも70年代アメリカンドリームという感じだが、僕にはあまり興味が涌かなかった。 原題は『GRINDING IT OUT』。レイ・クロックは元々ピアニストでもあったのでそれもかかっているのかも知
キャラに魅力がなかった。これはファッションとか髪形とか単純にビジュアルの問題だ(と認識してる)が、まあまあ致命的だったと思う。 ストーリーも第一話からあんまり入ってこなかった。スタンドみたいなやつが出てくるのは分かったけど設定憶えるの面倒臭いなあ…ってなってしまう。自分から積極的に知りたくなるほどの魅力がなかった。
Kindle版は買わない方がいい 90円。表紙が猫なのも謎。 まずルビが事故ってる。「松代まつしろ」「人身御供ひとみごくう」といった具合に本来ルビとして振られるはずの文字が本文と同サイズですぐ後に続いてる。全然読めないことはないのだが読みづらい。注意力が奪われる。「あやふり・・・・」のように傍点が中黒ルビになってるパターンは一見して分からなかった。 OCRスキャンエラーみたいな誤字がある。ひらがなの「し」がアルファベットの「L」に化けていたり、「ま」が「京」に化けて
その人に判断力がないわけではない。むしろ正常な判断力を持っているからこそ、偏った情報・間違った情報に惑わされ、発信者の意図した通りに誘導されてしまう。自分の頭で考えるのが危険なのである。 このグラフを見た時、投票先の違いは単に“普段どのメディアに触れているか”の違いでしかないと悟った。高齢者はオールドメディア(テレビ)に触れる時間が長いから小池に投票しただけだろう。テレビで1秒たりとも取り上げてない候補に投票できるわけがない。テレビしか見ない人にとって、その候補は存在し
現場では一般人が30分も前から「屋根の上にライフルを持った人がいる」と騒いでいたらしい。あり得ないことだ。その状況で発砲できるなんて。 思うに、ここでトランプを暗殺することで話がついていたのではないか。警察やシークレットサービスが敢えて警備を手薄にし、犯人に“撃たせた”。しかし奇跡的に外れてしまったため、口封じのため犯人を即射殺した——。これが最も単純なシナリオだ。(或いは成功した場合でも真相を闇に葬るため射殺する手はずだったのかも知れない。) ついでに言えば、状況証
Dear Anemoneの前の週で終わっていた。これも終わってたのに気付かなかった。ジャンプが一時期ゴルフと将棋やたら推してきたの意味が分からなかったけど、またゴルフマンガやってまた打ち切り。ゴルフ好きな編集者でもいるのかなあ…。
最近ジャンプちゃんと読めてなくて、カグラバチの“剣聖”が分からなかった。そんな人出てきたっけ?と思って過去分読み返してたらDear Anemoneがあるのに気付き、そういえばこれも最近見かけない……と思った。順を追っていったら4週くらい前に終わっていた。 これが前から薄々恐れていたことだった。本物の打ち切りマンガは終わったことにも気付かない。見落としてしまう。まあ全体的に読めてないのだが。最近ワンピースも全然分からない。 序盤からキャラにも設定にも何の魅力も感じなかっ
戸川純の初小説が掲載されるということで予約注文していた。正直言うと戸川純を良く知らないけど。 配信されてから表紙にニシダの名前があるのに気付き、そっちを真っ先に読んだ。文学フリマのレポ。筆致も書いてある内容も実に気に入った。読んでいて彼は割と頭いいなと思うところが二ヶ所くらいあった。面倒だからどことは明示しない。 ニシダの『不器用で』はウィッシュリストにずっと入れてあるけどkindleの割引が来ないから、彼の書いたものを読んだのは今回が初めてだった。悪くないと思う。才能
『はだしのゲン』にしてもそうだけど、このような戦争体験をした人が表現の手段を持ち、自分の体験や感情を吐き出して世間にぶつける機会を得たそのことに対して快哉を叫びたい気持ちだ。内容如何よりも。 そこにしかなかった憤りは勿論、最前線にある中でも長閑な日常や、美しい南島の風景。 作品に意味なんてなくてもいいから、ただ語り得ぬその体験を語ったというカタルシスの方に目が行く。 生き延びれて良かった、書けて良かったと心から思う。 黙殺され、封殺され、死人に口無しでただ忘れられ
しばらく前にたまたまこのpostを見て興味を持った。 著作権が切れているのと青空文庫有志のおかげで無料で読める。ありがたい。 太宰は好きじゃなかったけど改めて読んでみると分かりやすい文章を書くなあと見直した。 ついでにwikipediaで略歴などを読んだ。こんな誰もが知ってる有名作家が当時喉から手が出るほど欲しかった芥川賞をついに受賞し得ず、最近の無名作家がバンバン獲ってるのを見ると可哀想になってくる。大宰も浮かばれない。みんな最初は無名作家だし、今とは審査員も違う
Audibleが2ヶ月無料キャンペーンをやっていたので久々に再開した。普通のサブスク制になって以来初めてだが、2ヶ月経って課金始まる前にまた抜けるつもり。最近通勤時間が短くなって聴く習慣自体がなくなってしまった。 継続する気もないのにアレだが、月額料金で聞き放題というのは画期的だと思った。何故かというと、積ん読の概念が無くなるから。本を読みたいという欲求と買いたい(所有したい)という欲求は全然別で、そのサイクル差のせいで積ん読が生まれてしまう。しかしサブスク読み放題なら!
読んでなかったと思う。分からない。
kindle予想通りあまりセール打たなくなってきた
分かってはいたけど案の定打ち切りになった。 まず女性キャラを出しすぎ。単純にこの時点でヤバイ。その上あまり冴えない主人公が何故か全ての女性キャラに好意を持たれるなど安いラブコメみたいな様相もあり「こりゃダメだ」とすぐに感じていた。腐女子コンプラに違反してる。これの連載が続けさせてもらえるわけがない。 作者はともかく編集の方は何もかも分かった上でこれの連載会議通してるはずだ。読者に受け入れられるかどうかちゃんと見てるんだろう。「お前ら紙面が腐女子向けになってるって文句だ