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7月末まで理系院生NNTだった一般男性24卒

そういえば去年の今頃まで内定ありませんでした。

本当にやばかったです。色々文句はありますし、正直ほとんど自分以外のところに問題があると今でも考えています。

ただ働き始めて分かった事は人生割とのんびりでもいいという事でした。

就活!大学受験!とか肩に力が入りがちですが
そんなに肩に力を入れる必要はないような気もします。

これは結局のところ内定貰えて社会人としてそれなりに生きていけているからそんな事が言えているというのもあるかもしれません。

こういう進路選択の時期に現れるのが
いわゆる「煽る人」「不安にさせてくる人」

こういう人とは進路選択後その道を歩み始めると二度と関わらないという事も何となくわかりました。

就活系や受験系のyoutubeだったりの広告や親、友人?大学や高校の教員、先輩など

正直なところ煽ってきたり不安にさせてくる友人は友人ではない気がします。

まあでも正直結構影響受けて自分の未来に対して不安を持ちますよね。そういうところに漬け込んでくる人も多いし、、、

でも新しいライフステージになってからは特に親以外とは関わらないですね。

仲の良い人以外の繋がりというのは段々と切れていくものです。

僕はだいぶ影響受けた方だと思います。元々学問をやるような人間ではなかったけど、
浪人してまで大学受験して大学院まで進学しましたし、本心で研究したかったかと言われると正直学生生活を延長したかった、学を積んでおけば就活などの進路選択に有利という考えでした。

就活も最初は自分の生活において大きくて有名な企業に入っておけば将来安泰、周りの人間に会社の名前を言っても恥ずかしくない

など、そんな事を気にしていました。
実際今も気にしていると思います。
結果としては上で書いたような事をある程度満たした環境にいるし、加えて自分の好きな業界にいって、本当にやりたいこともやらせて貰えているような気もします。

でも基本的に学業でも職業でもステータスを気にしたりと愚かしいやつでした。

これから働いていく中で、またそういった事を気にするかもしれません。でも前回までで学んだ事もあるので、次は下に書くような事で全く同じ煽りを受け効かないようにしたいと思います。

「役に立つ、立たない」

よく聞く言葉ですし、今向き合っている事が何か人生や将来の役に立つべきであるという考え方。

これを指標にして人生歩んでいる人いませんか?悪い事ではないと思いますし僕も指標にしています。

ただ学生時代に日々の生活の中で研究活動、サークル活動、アルバイトなどで「就活の役に立つから!」みたいな耳触りのいい言葉聞いた事ありますよね?

思い返してみると大学受験の時とかも「模試に出た」とか高校受験の時とかにも「テストに出るから」と似たような「役に立つから論理」が展開されていたように思います。僕は無意識のうちにそこに乗っかっていました。つまらない人生でしたね、

特に就活の時には理系の院生で研究していた事もあって周りでは専攻や研究の内容を活かせる業界で研究職に付き学んだ事を活かして食べていく、あげくには研究で拾って貰うみたいな意識のもとで就活していた人も多く、自分も影響受け最後までそうなってしまいました。

たぶん僕は「役に立つから論理」を展開する人が嫌いなんだと思います。〜の役に立つから!って言っている人と友達になりたくは無いし、彼女にしたくは無いし、結婚したくは無いし、人生歩みたく無いんですよね。

シンプル無駄な活動や無駄な時間があっていいと思っています。シンプルに考えて自分の行動や活動に理屈付ける必要もないのかなと思います。

ただ世の中では美談が好まれるんですよ。
「その無駄な活動や時間があったから今のあなたが居るんですよね?素晴らしい事ではないのですか?」

たぶん無駄は無駄なんだよなぁ
それ以上になる事もあるかもしれないけど
あんまり考えない方がいいと思ってます。

社会人になるとお金が沢山入ります。
何か去年まで悩んでいた事が嘘であったかの様になります。

会社には僕よりもめちゃくちゃ努力して賢そうな人もいるし、アホな振りをしているのかもしれない面白い人もいるし、結構多様で努力する環境や少し楽をする事が許される環境のどちらも用意されています。

結局ここに辿り着くのだったら生き急ぐのも良いかもしれないけど、のんびりとやりたい事やってここに来るのもいいのではと思いました。

内定が無い、とか
浪人生活苦しい、
って考えている人も多くいると思います。
正直目先の事しか考えられないと思いますが
肩の力を少し抜いて貰いたいなと思います。

少しでも励みになればと思い書きました。

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