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3月10日に、本命の東京大学の結果発表がありました。
数日前から私は4泊5日の出張で
ちょうど仕事が終わった正午・・・
私は震える手でスマホを見ました。

番号は・・・・ありませんでした。
息が止まりそう・・・全身が凍りました🥶🧊
いちろうくんに「結果みた?」とLINEすると
「うん」
「そっか・・・」

帰宅後、息子は私たち夫婦に「ごめんね」と言いました。
私は涙が出て、ごめんってことはないよ〜と伝えました。


あれから1週間、いろんな感情が出てきました。
無念さ、悔しさ、怒り、罪悪感
体に色んな感覚が出てきて
いまも左上腕部に、重いものを感じています。

私は感情をコントロールする方法を数年学んでいて
自分も人に教えているので、
知りうるスキルを総動員して、仲間にも聞いてもらったり
サポートを受けて、ネガティブを全部、なかったことにせず
感じ切っています。まだまだあります。

子ども時代から背負ってきたもの
先祖から受け継いだもの・・・。
癒えていない傷が、息子の不合格という刺激によって
うずくのです。

残酷な現実。
いちろうくんは、悔しいし、受け入れられず
ぼーっとしてスマホゲームしたり時々叫んだり
去年ほとんど顔を合わせなかった2歳下の次男に聞いてもらったり。
(次男に感謝)

国語の専門塾ですごく勉強したけど
慶応経済(A方式)は、
数学と英語と小論文だったから古文とか、無駄だったじゃん、
すっごく勉強したのに。
そりゃそうだよね。


でも、今朝ふと、人生でとても大事なことを
息子にシェアしようと思いました。

東大に受かって周りから「頭いいねすごいね」と言われることで
自分を満たしたいのは違うよ
(いちろうくんをみていて、なんとなくそんな感じがしたのです)
私も応援していたけれど、

自分には何もない、空っぽ、エネルギーがない欠乏感を埋めるところから
行動するのではなく
自分は既に満たされている、恵まれている、愛されているという
エネルギー満タンのところから行動するのと全然違うよと伝えました。

エネルギーは人から奪うのではなく
自分で満たせるよ、
感謝、楽しいことをする、好きなことをする、言霊、イメージ

これをやっていけば、一生何があっても大丈夫という
レジリエンスを身につけることができると思うのです。

彼が果たして母親の言うことを聞くかは ??? ですが。

浪人中、話し相手はほとんど私だけ、あとは国語の塾と英語の塾の先生。
運動もせず、異様な環境、エネルギースカスカの状態に見えていました。
そんな中でよくやったわなあ・・・。

私も、ネガティブ感情が色々出てきていまパワーダウンしていますが
そういう状態にも客観的に気づけていて
どっぷりはまらないで済んでいるのは
日頃から自分を満たす方法をやってきたからです。
いまはルーティーンになかなか戻れません。
戻そうとしている途中にいます。

夫は、ずど〜〜〜〜〜〜〜〜ん です。
プチ家出した、1年前よりはマシかな。

今日、たまたま、東大の部活の同窓会があるけれど
行かないそうです(行って、仲間と話して、気分転換してくればいいのに!!)

いちろう君は、仮面浪人すると言っていますが
どうなることやら。慶応も甘くないよ。

近所の慶応のママによれば、
「明らかに、難関国立狙いで不合格で慶応に来た子は、
 大学でも勉強ができて、誇示しなくても周りにもわかるよ、にじみでるよ」と
言っていたので、そのまま息子に伝えました。

部屋もいい加減片付けてもらいたいけれど
それも、彼の気持ちが落ち着いてエネルギーが満たされてきたら
自然と前向きになるだろうから
少し待とうかな・・・。

1年間宅浪の息子を支えるという大仕事をした自分をねぎらいます。
これを書いたら、じわり涙。
なにはなくとも、セルフコンパッションです。
みんなが、自分の感情に責任を持つ、
相手のせいにしない、外部のせいにしない、
ただ自分のインナーチャイルドと対話を続けるのみです。

いちろう君も、自分のおかれた環境で、
自分をエネルギーで満タンにして、生きていって欲しいです。

追伸:
慶応の入学式、コロナ前は、OBたちがたくさん来て、
肩を組んで歌を歌って圧倒されてドン引きしたとご近所ママ。
聞いただけで、既に、思いっきりアウェー感ありますが
心の準備して行ってきます。


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