見出し画像

デブにも似合う服がわかったことで人生前向きになった話①

ホントにそんな話になるだろうか??????

こんばんは。
タイトルから記事を書き始めるタイプなのですが、タイトル詐欺にならないかどうか戦々恐々としています。たぶん前向きになってると思うのでこういうタイトルになりましたが、ほんとうかな。確信はあんまりもててない。
でも人生観はやっぱり変わった気がするので、そういう側面を記事中で表現していければ幸いです。

この記事をなんで書いてるかという話なんですが、主に男性のフォロワーで意外と興味を示してくれる人が多かったためです。

この前後のツイートに対して(空中リプ含め)反応をくれた男性がわりかし多かったため、もしや男性陣はこの「イメコンスペック」の概念を知らない人が多いんじゃなかろうか、と思った次第。
説明口調で記事を書けばみんなに読んでもらえるかもしれないし、自分がふわっと把握しているだけの概念について、さらに理解が深まるんじゃないだろうか。書く価値、ありますねえ。

ワードに関するソースとかは正直ググって最初のほうに出てくる説明サイトを貼っているだけだし、多分に主観で物事を語っているので間違った認識があるかもしれません。ただなんか知らんけど女性が騒いでる概念が俺を救ってくれるかもしれない……という思いを持つかもしれないごく限られた野郎のフォロワーのためにわたしは筆をとっている。いや、キーボードをたたいている、が正しい。

診断受けるの、たのしいぞ。今日伝えたいことはそれだけです。それだけで興味持った人は以下もう読まなくていいぜ。

「イメコン」とは何ぞや

そもそも「イメコンスペック」ってしれっと書きましたけど、それがなんなのかみなさんご存じでしょうか。筆者が一番わかってねえぞということで調べました。

……イメコンってイメージコンサルタントの略だったのか。知らなかった。なんかみんな、というか詳しい友人が使うワードなので流されるまま使ってた。
こういうふうによく知らない言葉を知らないまま使っていることがよくあるので最近はすぐ辞書的な意味を調べがちです。新しい言葉は辞書に載ってなかったりするので戸惑うこともあるけど。知ったかぶりよくない、でもやめられねえな。困った。

まあ要するにイメコンスペックって昨今呼ばれてるのは、「『イメージコンサルタント』なる類のお仕事をしてる人々からお墨付きをもらうことで判断できる、自分のパーソナルイメージを形成する要素」という概念なのではなかろうか。すくなくともわたしは今、そういう認識でこのワードをつかっている。
じゃあパーソナルイメージって何ぞやって感じですけど「主に外面に表れている自分っぽさ」じゃないだろうか、とわたしは思っている。あくまで素人であるわたしは、ね。
よくわかんないぞって方は、これから書く「具体的に私が把握しているスペックの話」から考えるか、もしくは自分でググってくれ。沼ぞ。

パーソナルカラーの話

2区分の話

「ヒトの肌色ってブルーベース(以下ブルべ)とイエローベース(以下イエベ)に分かれるらしいよ」という概念が世間にぽんと浮かんできたの、いつごろの話だったでしょうかね。昨今は当たり前にみんな(特に企業とかも積極的に)使ってる気がしますが、概念としては新しいものですよね。

正直ワードのイメージから連想するのは「肌の色が黄色っぽいのか青っぽいのかの区分」だと思うのですが実際のところたぶんそうではない。なぜならわたしは極端なブルベですが自分の肌そのものには黄色みを感じることも多かったからです。これはどちらかというと「顔周り(の肌)をきれいに見せてくれる色味は黄色と青どっちに近いかの区分」、すなわち肌そのものより後乗せする化粧品や服などの色の分類であるのだとわたしは思う。

一昔前はブルべのほうが肌が白いよというイメージが世間でささやかれていたんですが、これはたぶん肌に赤みが出やすい人はブルべの傾向が強く、さらにそういう人は日焼けに弱いので対策をしっかりする傾向があるからじゃねえかな、という推測をしている。わたしはおはだつよつよで日焼け対策をほとんどせずに生きて来たので、最初の診断受けるまで自分はずっとイエベだと思い込んでました。これは傾向を把握してないと、自己診断は難しいように思う。

さてさてすっごい偏見に基づいた話をすると、これは化粧品選びに役立つ概念だと思っているので、世の男性はこれがわかったところで正直どう生かせばいいのかようわからんのでないかな。黄色が似合うか青が似合うかに二分されたところでどうしようもなさそう。そもそも普通の社会人男性は(とくにビジネスシーンにおいて)青はともかく黄色を選んで着る機会あるの?知らんけど……

全く関係ありませんが黄色と青というところで私の好きな絵本を思い出したので紹介します。レオレオニはいいぞ。

4区分の話

まあとにかく数年前からイエベガーブルベガーという言葉を聞きかじることが増え、それに追従するようにして世にささやかれるようになったのがたぶん4シーズンのパーソナルカラーの概念、だった気がする。

簡単に言うとブルベとイエベの概念をそれぞれ二分して、4つの季節に当てはめるやつです。なんか女子が「わたし秋~」とか「わたしウィンターなの~」とかいうやつです。漢字でもカタカナ英語でもニュアンスとしては変わらんと思う。

ブルべとイエベをどう二分すると四季に当てはまるのかについては、正直いまでもよくわかってません。ただ明度と彩度が関係してるっぽいというのがいろんな診断を受けてみて見えてきた傾向である。
くそ雑認識マン的には「彩度も明度も高めなイエベが春」「彩度低めで明度高めなブルべが夏」「両方低めなイエベが秋」「両方極端に高かったり低かったりするブルべが冬」のイメージ。このイメージは雑すぎるので、イエベとブルべの分類以外は信用しないでほしい。とくにイエベに関しては(私に興味がなさすぎて)認識があまいぞ。

この雑な認識からわかるように、正直この4つのどこに分類されるかがわかったところであまり役に立たなかったというのが正直な感想です。わたしはイメコンスペック診断として一番最初に(後述するほかの診断と合わせて)この4シーズンの診断を受けたのですが、その時は逆に各要素がバラバラすぎて、トータルとして自分に何が似合うのかぜんぜんわからなかった。それが2020年のお話。

そういえば「何着とけばいいかわからんけど極論、黒を選んどけば間違いないやろ」という傾向が世間には存在する気がしますね。わたしもその思想で生きてきた人間なのですが、4シーズン診断において黒が似合う季節は冬だけらしいですよ。結構絶望しませんか?
まあ、イメコンスペックに惑わされすぎるのはナンセンスであるという風潮も世には存在するらしいので気にしすぎないほうがいいと思いますが。

ちなみにわたしは黒だいすきブルべ冬マンです。大勝利。中学生の時から決めてました。代わりに茶色が死ぬほどしっくりこないんだけどな。

16区分の話

わたしは2020年に4区分の診断を受けた後、今年の3月に16区分の診断を受けました。間に別の診断(パーソナルデザイン診断)を受けてるのですが、流れ的にこの話を先にするほうが自然なのでしときます。

さて16区分のパーソナルカラー診断ですが、これは4シーズンの診断を、さらにそれぞれ4つに細分化したやつです。どんどん複雑になっていく。

「16タイプカラーメソッド®」は、4シーズン・パーソナルカラーを、色の特徴(色相、明度、彩度、清濁)で細分化した進化型になります。

「SachielChannel」様より

だそうです。それだけわかればよかろ?
前述のくそ雑な4シーズンの分類に関するわたしのイメージをまじめに読んだ人は、「明度低くて彩度高いイエベの人間はどこに入れられるんだよ」という類のツッコミをしてくれたのではないかと思いますが、その辺に答えをくれるのがこの診断だと思う。たぶん。

この診断の面白いところは「セカンドシーズン」という概念があるところだと思います。基本的には4シーズンと同じ分類で最も似合う季節が決まるのですが、それとは別の季節から2番目に似合う分類が選ばれるというのが最大の特徴な気がする。これによって、色相・明度・彩度・清濁のどこを重点的に抑えた服選びをすればいいのかわかりやすくなる……ような気がする。

私はこの診断で「クールウィンター/クールサマー」というとことん「青が似合う(黄色が似合わない)」分類に入れられたので、自分に似合う色相についてはようやっとつかめた気がしました。しかし後述しますがこの診断結果は診断者と受ける診断内容、および受ける側の心構えで変わる気がするので油断がならない。

あと診断で似合うよ~って言われた色ジャストの色味の服なんてものは転がってないし、そもそも素人には色の区別がつかない。彩度と清濁と明度の区別なんて正直よくわかってないよぉ……
……なんでわたしは躍起になって他人にイメコンスペック診断を勧める記事を書いてるのかわからなくなってきちゃったぞ。続きを書くことですこしでもそれが伝わってくれればいいのだが。

骨格診断の話

精神の病で太った話

ここまでに語ってきたパーソナルカラーの話はあくまで「似合う色」の話で、それは肌や髪、目の色などを基に判断されるスペックのようです。つまりは主に顔周りの話をしていた。
ここからはちょっと目線を引いて、「全身」という話をしましょう。というわけでタイトル回収のために、先に診断を受けるに至る前の自身の体型スペックについて語らせていただきたく思います。これはフォロワーというよりは、知らない人向けに。

noteを書いていく中でたびたび精神の病の話に触れており、先日がっつりまとめて記事を書きました(https://note.com/nnouououou/n/n085c473c3b00)が、わたしは数年前に一度精神をやっており、その時紆余曲折経て、標準だった体重が半年間で20キロ増えています。まごうことなきデブ。
デブになる前はかなり希死念慮があり(簡単に言うと鬱状態で死にて~~~~~~~~~~~~~!ってなってた)、食事もろくに取らず一日天井を見つめてぶつぶつ言ってるみたいな生活を数か月繰り返しておりました。後にも先にも人生で死にたかったのはあの時しか思い浮かばねえ。

そこから社会復帰できたのは、薬を調整することで車を運転できるようになって、一人で外食をする喜びを取り戻したからです。やっぱ「好きなもの食べる」のはもっとも手っ取り早い娯楽であり生きがいだと思うのですよ。
でも生の喜び取り戻す代償としてこの身に脂肪を蓄えすぎてしまった。それ自体は仕方がなかったかなと思いますが、元気になってみるとやっぱデブなのはそんなに精神衛生上よくないです。
その後自炊や運動などを繰り返すことで増えた体重を10キロ減らすところまではいったのですが、さらに紆余曲折あり、減った体重がまた元に戻るところまでリバウンドしました。現在はまた減少傾向にあり、リバウンド分が帳消しになりかけていますが、結局10キロ弱減ったところで括りとしては(軽度ではありますが)肥満なのです。

世の中いろいろな嗜好性があるので一概には言えませんが、自分がぽっちゃりなのはわたしにとってはものすごくマイナス要素です。太る前から別にそんなに容姿に自信があったわけじゃないけれど、太ってからはとくに卑屈というか、自虐的な性格になったように思います。
ましてや「精神の病で入院する」という汚点(と当時は思ってました)を人生に作ってしまったためか、自分を過剰にツイッターで貶めたり、逆に過剰に持ち上げたりする癖がついており、やっぱり精神衛生上よくなかった。ツイッターが精神に良くないのでは?というツッコミは聴こえない。

日本での食はバリエーション豊かでコスパも良いので、所得が低くても比較的簡単に多様なものを味わえる。そこに生きがい見出すなっていうほうが無茶だと思うんですよ。しかしそれで心が満たされるかって言うと決してそんなことはなかった。デブなのはずっと嫌だったし、今だって自分の身体には自信がありません。

しかし、そこで心を救ってくれたものがある。そう、それこそがイメコンスペック診断なのです。というわけで、実際に受けた診断の話をしよう。

最初に受けた診断の話

ここでのメインテーマである骨格診断はいままでに2回受けています。最初に受けたのが、前述の「4シーズンパーソナルカラー診断」と後述の「顔タイプ診断」とセットになったもの。場所は埼玉県某所、価格は20000円ぐらいだったでしょうか。はっきり覚えてない。

そういえば今更ですが、イメコンスペック診断の価格についてはホイホイ行ける値段かといわれると疑問がある。実際に受けてみて内容を把握している身としては決して高くないと思うけれど、わたしが今この記事を書くまでに費やした費用はトータルで10万円ぐらいなので、気軽に「おすすめだよ!」と圧をかけていいものか……いやもちろん、そんなに費やさなくたって得られるものは大いにあると思います。
わたしはこの記事を主に男性のフォロワー向けに書いているので、諸兄が財布のひもを緩めやすくなる情報を提示できればとおもうのだけれど、個別の診断についてはオンラインで数千円出せば気軽に受けられるものもあるらしいです。少なくとも後述する、私が最後に診断受けたサロンではやってた。

骨格診断は女性と男性で同じ分類にわけられるっぽいですが、女性の骨格の特徴を書かれてもたぶん諸兄にはわからないだろう。いちおうメンズ向けの診断についての記事を見つけたので貼っておきます。

この診断でわかるのは、体型に合う服の素材と形です。わかりやすいのは首周りの形とサイズ感ではなかろうか。襟付きシャツが似合うのか丸首シャツが似合うのかタートルネックが似合うのか。あるいはピッタリサイズが似合うのか大きめサイズが似合うのか。
素材については正直メンズ服はレディースほどのバリエーションがない気がするけど、高級感があるほうが似合うのか、ラフなほうが似合うのか、は結構重要な気がする。これが効いてくるのは靴やカバン等の小物選びじゃないでしょうかね。特に靴はメンズの場合お金かけポイントのイメージがあるので、把握してると豊かな気がする。……今更ながらメンズファッションについてなにもわからないのに何を偉そうに語ってるんだろうという気持ちになってきた。

わたしは初回の診断ではそれほど悩まれることなく「骨格ストレート」タイプに分類されたので、「身体にジャストフィットするサイズの、わりとかっちりした服装が似合う」という診断結果になりました。特に後述の顔タイプ診断の結果も含めて、「ストライプのシャツやジャケットが似合う」という結果だったはず。実際、診断を受ける前はわりかしよくやるスタイルでした。

しかし診断を受けてから、似合うはず!と確信をもってやるジャケットスタイルはなんだかしっくりこなかった。なぜだろうなあ……と思っていたんですが、どうも原因は骨格が完全なストレートタイプじゃなかったから、らしいのです。1回診断受けるだけじゃわからなかった要素が、そこにはあった。だから沼なんだよイメコンスペック診断。

2回目の診断の話

2回目の診断については記憶に新しく、また結果を信頼しているため、サロンの情報を貼っておきます。

こちらのサロン、トータル診断としては比較的お安いうえに、メンズ対応と銘打っているのが良いな~と思っています。わたしは女性一人と男性一人と一緒に受けに行ったんですが、男性の診断結果をみるのは女性とは全然違うので興味深かったぞ。
まあ男性が対面でトータル診断受けるには女性の同伴が必要なんですが、他人の診断結果を拝むのは正直たのしいのでぜひ同伴できる女性を探してくれ。「パーソナルカラーとか骨格診断とか興味あるんだけど……」って言ったら「わたしもある!」って言ってくれるフォロワー探してくれ。人と一緒に受けると安くなるぞ。ただしそれ相応の時間はかかる。3人だとほぼ一日がかりでした。
私は受けてませんが、手軽にオンライン診断受けられるとこも魅力だと思う。

さてこちらでも1回目と同様に「4シーズンパーソナルカラー診断」と「顔タイプ診断」がセットになったコースを受けました。こちらのサロンでのトータル診断はほかにも特有の要素があったのですがそれは後述します。

結果としてはわたしは「骨格ナチュラル」タイプに分類されました。骨格ナチュラルタイプって「骨が浮き出てる(骨感がある)」イメージがすごく強く、一緒に行った人のうちの一人は鎖骨が服の上から浮くレベルでバリバリのナチュラルタイプだったのですが、わたしは骨感はそこまでつよくなく、足や腕など要所要所はストレートタイプの要素バリバリなのでたぶん最初の診断だと見落とされてたんだと思う。
下記リンクでの診断結果だとナチュラルタイプは「全体的に四角形のようなフレーム感がある」というふうに書いてあるんですが、わたしは「肩と腰の幅がおなじくらい」であるらしいので、たぶんそこが最大にして唯一のナチュラルっぽい特徴なんだと思う。実際、私の骨格がストレートなのかナチュラルなのか、診断士さんはずいぶん悩まれておられました。結果が複数タイプにまたがるような場合、素人にはなにもわからないぞ……

そしてわたしにとって最も重要だったのは、骨格ナチュラルに似合うのは「ラフでカジュアルなスタイル」であるところ。とくに女性の場合はジャケットスタイルって真逆のフォーマル感を醸し出す気がするんですが?そりゃ似合わねえわけだな!
一方でストレートの要素もあるのでラフすぎても微妙にしっくりこないという、絶妙に「何着ていいかわかんないぞ」状態になる。これについては先立って受けていた「パーソナルデザイン診断(後述)」の結果が役に立ちました。
ほんとうに診断受ければ受けるほどわけわかんなくなるのが面白く、自分を構成する要素をもっとくわしく客観的に分析してくれ……!という気持ちになるので、気が付いたら10万円溶けていた。イメコンスペック診断、侮りがてえぞ。

個人的には「素材」については骨格診断は全然あてにならない(これはたぶんパーソナルカラー的にいわゆるアースカラーがぜんぜん似合わないせい)んですが、服装の全体的なシルエットを考えるうえでは非常に役に立っています。ありがとうございます。結局どの診断のどの要素がどれだけ役に立つか、はものすごく人による。わたしはほとんどの診断を同じ友人と一緒に受けていたのですが、友人とはほぼイメコンスペックがかみあわないし、何を重視するかが全然違うので、見ていて面白かったです。

さて、次は顔の話をしようか。と思ったんだけどこの時点で7000字超えてるし23時まわってるからいったん区切ろうか……

続き書きました


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?