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デブにも似合う服がわかったことで人生前向きになった話②

おはようございます。
今日は起きてから朝食をとり、今日明日の予定のための準備をし、ラジオ体操をしてからARIAを観る、という充足した一日の始まりとなりました。
長い休職期間中、やるべきことをやるのはダレてしまって難しいなと思うのですが、たとえ娯楽でも自分に課したことがこなせるのはうれしい。

さて、今日は一昨日の夜急いで公開した下記記事の続きとなっております。

①を何度か読み返しましたが、冷静に考えると文章の構成がおかしいな……と思っています。パーソナルカラーで顔の話から始めたんだから、骨格よりさきに顔タイプの話書けばよかったね。
まあ公開しちゃったものを大幅に変えるのは趣味ではないのでこのまま続きを書きます。

顔タイプ診断の話

イメコン診断の流派の話

インターネットでざっくり調べると、顔タイプ診断は男性と女性では診断結果の分類が結構違うようですね。そのへんはサロンによる……というかなんかイメコンスペックにも流派という概念があるらしく、それによって結構分類が異なる側面があるみたいです。ラーメン屋みたく元祖!派生!みたいなのがあるっぽい。
いくつかのサロンで似たような診断を受けてみてわかりましたが、イメコン診断(とくにパーソナルカラー)は、同じ手法に従った分類をしていてもサロンごとの独自性みたいなものを感じます。結局のところ診断してくれるのは人なので、見る人ごとの誤差や個人の趣向ってどうしてもある気がするしね。

「イメコンスペック診断」という概念がまだ新しいものであるからか、やみくもに受けられるところを探して信頼性のある結果を得るっていうのは、結構難しい気がしています。実績のあるサロンに行きたくとも地方在住民にはそもそも選択肢そのものが少ないしねえ……今更ですがわたしはほとんどの診断を東京で受けてます(初回の診断は埼玉だったけど)。
しかし少なくとも私が受けた2回の顔タイプ診断は、主に写真を基準にして、何らかの法則(これが各サロンの商売のタネらしいので、一番詳細がわからなかった)にのっとって機械的に測定しているらしく、2つのサロンでの結果にほぼ差はありませんでした。もしかしてパーソナルカラーや骨格と比べて誤差が出にくい診断なのではなかろうか、と思うと、手っ取り早く受ける診断としては一番おすすめかもしれない。

顔タイプ診断1回目の話

私が受けた顔タイプ診断は以下の、8タイプに分かれるもの。2回受けましたが、2回ともこの分類に従っておりました。この診断をやってくれたサロンは2か所とも、「芸能人がどのタイプに分類されるか、顔写真を掲載したチャート」を見せてくれたので、どういう診断なのかのイメージはわりかしつかみやすかったです。ざっくり似てる顔の芸能人がわかる診断といえなくもない。

この診断は顔のパーツ配置のバランスや大きさなんかを基に「子供っぽい」「大人っぽい」を大別してもらえます。
前回の記事の骨格診断のところで「ラフでカジュアルが似合う」「高級感があるものが似合う」という話をしましたが、骨格診断の結果を一概に信用できない要素がこの顔タイプ診断にあります。わたしは1回目の診断で「骨格ストレート」だと診断されたとき、トータルとしてはわりと高級感のある服装が似合う傾向のある体型をしている、と自認しました。にもかかわらず、私の顔タイプは顔面が子供っぽく、カジュアルなのが似合う「フレッシュタイプ」なので、顔と身体の印象がとにかく乖離しやすいのです。それがはっきり自覚できたのは徐々にいろんな診断を受けてからの話でしたが。

さらに顔タイプ診断は、顔を構成する要素が「直線」なのか「曲線」なのかでチャート分けしてくれます。顔が直線的なのか曲線的なのかによって、似合う服の形も直線的なのか曲線的なのかが変わってくるみたいです。ただし顔タイプだけを信頼すると身体との乖離が生まれるぞ。わたしみたいにな。個人的には顔タイプ診断を受けるならやっぱり骨格診断も受けたほうがいいように思うし、色の要素はパーソナルカラーでしかわからないから、やっぱ全部受けたほうがいいと思うよ(ダイレクトマーケティング)。

ところで表情を表す「やわらかい」「硬い」という表現がありますが、顔の作りそのものが表情の印象に大きな影響を及ぼしているという可能性、ないだろうか?まあ直線顔の人の表情が硬いとは一概には言えないんだけれども。

顔タイプ診断2回目の話

2回目の診断を受けたサロン、前回の記事でも貼りましたが改めて貼っときます。

こちらでも基本的には1回目と同じような手法でフレッシュタイプに分類していただきましたが、大きく違ったのは以下の2点。

①顔のどのパーツがその結果に影響をおよぼしているのかを詳しく教えてくれたところ。主に目・鼻・唇などの各種パーツの形と大きさ、頬の肉感、骨の張り方。あとはパーツ配置が顔面のどの辺なのか、が影響するみたいですね。
1回目のサロンでは企業秘密です♡みたいなコトを言われたので、これがわかっちゃうと診断の手法の流出につながるのかもしれないな……と少し思いましたが、でも結局自分の顔の特徴だけわかったところでほかの人の分類はできねえ。プロってすごいね。

②顔の印象を別のタイプに持っていくことができることを教えてくれたこと。一番大きいのは化粧の要素なのですが、とにかく「顔の要素は後天的に体に寄せられる」という認識を持たせてもらえたのはこのサロンでの診断ならではでした。
おそらく女性ほど日常的な化粧がもとめられておらず、変化の要素も限定的なメンズの場合は、髪型選びがかなり重要になってくるのではないだろうか。あとメガネかける人はメガネ選びも。帽子なんかもそうかな。とにかく顔まわりに施す何某かの要素によって印象はかなり変わる。

今までの総合の話

わたしは化粧のON・OFFでかなり顔の印象が変わるので、それを逆手にとって自分が表現できるファッションに幅を持たせることを楽しんでいますが、男性の場合は一貫した自分らしさを表現するために自分のスペックを把握し、ピンポイントで金や労力を費やすことで比較的楽に自己表現ができるのではなかろうか。このイメージにもっていくためにはどの要素が浮くのかな……を知ってると知ってないとじゃ大違いだぞ。
そしてそもそも、このイメージは自分向きではない、という判断ができるかどうかにもイメコンスペックは重要だぞ。極端な話をすると「フォーマルスーツの着こなしが完璧にできる人」と「女子と見まごうカワイイ女装ができる人」はまったく違うスペックを持っているように思うので、それを自分で把握できているかどうかは「TPOに合わない装いをして事故らないようにする」のに一役買う要素であると思う。

あとはシチュエーションがあまりに限定的で恐縮ですが、仮装パーティーでドラキュラ伯爵やるのかフランケンシュタインやるのかじゃ周りに与える印象が全然違うと思う。あるいは昨今LARPという概念があるけど、RPGやるときの職業選択には「装備が似合う、似合わない」は結構重要じゃないだろうか?自分が戦士タイプなのか魔法使いタイプなのかシーフタイプなのかがわかるかもしれないぞ。オタク的にもたのしくないですか?
ていうか、そういうオタク向けのイメコンスペック診断の概念世に生まれないかな……

とりあえずイメコンスペックは「キメるところでキマる服」を買うのには役立つぞ。仮装パーティほど劇的な差がなくとも「冠婚葬祭で着るスーツの色や形」「ネクタイの柄(これについては後述のプラスアルファの診断が必要かもしれないが)」なんかが選びやすくなるというのは諸兄にとって有用じゃないかい?たぶん。(昨今コロナでそこまでかっちりした服装が求められなくなってきたので、いまいち自信ないけど)

とはいえ結局のところ「診断結果に惑わされすぎず、好きな服を着るのが一番たのしい」というところに落ち着くんだけどね。ただ、おれが一番かっこよく見える服はおれにしかわからないんだぜ……という独自性を追求する姿も美しいけど、世の大半の人間はそこまで自分のセンスに自信がなかろう。わたしもそうです。今独自性を追求できるのは、事故るほど似合わないものを避けるメソッドがなんとなくわかっているからにすぎない。

プラスアルファの話

さて、ここまでの診断はわりとみんなに役に立ちそうな要素がわかりやすく、また比較的手軽に手を出せる部類の話をしてきたと思っています。ここからは余談というか、追加要素の話。
顔タイプ診断1回目のところで書いた私の顔と身体の印象がとにかく乖離しやすいという悩みを解決してくれたプラスアルファの診断が、巡り巡ってコミュ障を緩和してくれているという話です。

パーソナルデザイン診断の話

今までの文章を読んでくださった方は、私が「骨格診断」「顔タイプ診断」「4シーズンパーソナルカラー診断」をそれぞれ2回受けたというのを察していただいていると思います。なぜ2回受ける羽目になったのかは後述しますが、1回目と2回目の間にこの「パーソナルデザイン診断」なるものを受けています。

この6種類8タイプ(女性の場合。男性は5種類)の診断が一番主流な流派のようなので、こちらのサロンの紹介文を拝借しました。
この診断は、外見の各種要素を総合的に判断し、似合うテイストを診断してくれるものです。顔だけ、身体だけにフォーカスするのではなく、それぞれの要素を踏まえてどの方向に統一するときれいに見えやすいかをおしえてくれる。

私が受けたサロンではさらに突っ込んで「外見だけでなく、内面の雰囲気を踏まえた総合的な診断」をしてくれました。ここでの診断についてはものすごく役に立った一方で若干疑問が残る部分があるため、詳しくは掘り下げません。ただ、もともとバラバラだな~と思っていた「顔」「身体」に加えて「内面」の要素が全然かみ合っていないというのがわかったのはかなり興味深かったです。
「女性らしい肉感(と言えば聞こえはいいがようするにデブ)の体型」と「子供っぽく、ともすれば少年じみた顔(と趣味)」に加えて「頑なで規範的、一匹狼的な精神」を持ち合わせていることが、ファッションにおける方向性を見失っている要因である、と。そりゃ何着ていいかわからんよ、となっていた私に天啓を与えてくれたのが、「アニマル柄が似合う」という要素でした。

ファッションに取り入れた生物要素の話

アニマル柄っていうと条件反射で大阪のオバチャンが出てくるぐらいの認識しかなかった人間に、それが「似合う」と言われるのはかなり衝撃でした。しかしそれを教えてくれたのが、「内面を踏まえた診断をしてくれる」サロンだったことは私にかなりプラスの影響をくれたと思います。

わたしはかなり生物がすき(その辺は電脳コイルを観た感想で詳しく書いてます https://note.com/nnouououou/n/n538abd96d975)なんですが、とくに「生物の外見的要素」が好きだからこそ、その当時からリアルな生き物型のアクセサリーいっぱい持ってたんですよ。
ちなみにイチオシのブランド宣伝しときますね。リアルな造形、質のわりに手ごろな価格、豊富なバリエーション。アクセサリーつける習慣がなくても愛でるだけでたのしい。チョーいいぞ。

このブランドのアクセサリーは主に愛でるために買いそろえていたんですが、パーソナルデザイン診断を受けたときにはたまたまニホントカゲのリングをつけていたと思います。
わたしは犬猫~ふわふわ~みたいなわかりやすい動物も好きですが、色の綺麗な爬虫類や虫なんかにこそフィギュア的な価値を感じて集めていたので、それを日常的につけるのは若干気持ち悪がられませんかね?という思いはちょっとある。でもトカゲはセーフかな……という謎の線引きで、そのころからちょっとずつファッションに取り入れ始めていたのです。
それも踏まえて「生き物好きなら、アニマル柄やアニマル素材を取り入れる(レザーやファーなど)のがいいんじゃないですか?」という提案をいただきました。

正直、ヒョウ柄やゼブラ柄みたいな主張の強いものを着ること、すなわちファッションでそこまで自己主張することにはものすごく委縮していました。これが「内面の規範的な性質」と言うんでしょうか。過度な露出や華美な服装を良しとせず、お洋服は制服のごとくきちんと着こなしましょうね、みたいな意識がずーっとあったために、急にそんな派手な服着れないよぉ……となった。
しかし「似合う」と言われたからにはやってやろうじゃんか。ということでヒョウ柄のアウターとそれに合うベロアっぽい素材のワンピースを買いました。

中古(計6000円ぐらい)

こんな服着てる人とお近づきになる機会は全くなかったので画像を観ると困惑するな……。しかし実際、これは「私に似合う服」でした。
これを初めてイメコンとかにそんなに興味がないタイプの友達の前で着た時、だいぶ褒めてもらえたのを覚えている。そりゃ急にオタク同士の会合にこんな服着てきた人間のファッションには言及せざるを得ねえよ????ましてやそれまではわりとボーイッシュというかメンズライクというか、襟付きシャツとジーンズにカーディガン、みたいな恰好を良しとしていた人生でしたし、ねえ。
と、冷静に考えると思わなくもないんだけれど、「着ている服を褒めてもらえる」のは人生においてほとんど経験したことがなかったので正直アガりました。

もう一つ。これは似合うかどうかというより、好きだから思い切って買っちゃおう!と思って買ってファッションに導入したのが以下のリュック。

もともとこのメーカーのフクロウのリュックについてはショッピングモールとかで見かけるたびにずっとほしくて、そのたび値段で躊躇して終わることを繰り返してました。しかし年単位で目で追ってるうちにカラーバリエーションがだんだん増えてきて、この色に出会ったとき一目惚れし、後先考えずに一括払いで購入した。
これは大きいし、ポケット部の収納スペースも広いしで、着替えとかをリュックに放り込んでホイホイ都内に宿泊しに行く北関東民としては非常に使いやすい(ただしファスナー金具が触れ合う音はいささかうるさい)です。なので都会に遊びに行くたびにこのリュックを使うようになっていったのですが、これもインパクトがデカいためか人に褒めてもらえる率が非常に高いのです。

着ている服や持っている物を褒めてもらえると、そこから会話が生まれるのでコミュ障的には非常に助かります。個性的な服着てる人に対してあからさまにディスからコミュニケーション始める人間は限りなく少ないし、ましてやヒョウ柄みたいに威圧的な服着てると変な人に絡まれる確率はほぼ無です。つよいぞ。
これが「似合うものと好きなものを着るとコミュ障が改善するぞ」という意識につながり、積極的に服を(主に中古で)買うようになりました。古着はサステナブルだし、クッソ安いし、娯楽としては飯を食うのとおなじくらいコスパが良いと思うのです。変なパーカー買ってチンピラのコスプレするのも500円でできちゃうんだぜ。たのしくない??????

これはフードの内側がトラ柄なのに惹かれて買ったんですが、冷静に見ると白黒のトラ柄ゼブラ柄とあんまり区別がつかない。
ゼブラ柄と言えば、リュックのほかにゼブラ柄の鞄を買ったのですがこれがま~~~~~~~~~~~使いやすくてびっくりした。あんな主張が強い柄なのに……と思ったけど、意外とただ白黒コントラストのきいた直線的でシンプルなデザインだととらえるとものすごく使いやすいのです。前述の襟付きシャツとジーンズにカーディガン、みたいな恰好にも合わせられるし、そこまで主張が強くならないのはびっくりでした。安いのを使い倒しすぎて最近若干くたびれた感じになってしまったので、買い替えを検討中です。

柄ドレープ診断とアクセサリー試着の話

さて、すっかりアニマル(柄)というものの力に魅せられたわたしは、もっといろいろ似合う柄が知りてえな……と思うようになっていたのですが、そのころ同じようにイメコンスペック診断を受けながら独自のファッション路線を追求していた友達が、とあるサロンで診断を受けたよ、という旨をツイッターで呟いておりました。そこが、さんざん貼ってきたSalon萠様です。ダメ押しでツイッターアカウント貼っとくか。

巧妙な(?)ダイレクトマーケティング記事になっているな。
そこで受けた診断の結果についてはツイートしていたので掘り起こしてきましたが、こんな感じ。

今更ながら①の記事でパーソナルカラー診断のやり方については何も書いてませんでしたが、いろいろな色の布(ドレープ)を鏡の前で当ててもらって、顔周りがどのような印象に見えるかを判断してもらえます。これの結果が上記ツイートの右上の画像。
それそのものはほかのサロンとそんなに大きな違いがないのですが、Salon萠様では柄物のドレープを同じように当てて、似合う柄を判断するという独自の診断をやってくれます。結果は右下。(ちなみに左の画像は後述するスペクトルカラー診断の結果です。これも、私はこのサロンでしか受けてない)
この結果だけ見るとものすごく暗くて個性的な布ばかりのように見えますが、柄物のドレープにも結構な種類があり、明るいもの、シンプルめのもの、さわやかなもの、かわいいもの……と様々です。私に似合うものが重苦しすぎるだけだぞ。

ほかにも画像に移っている通りのメガネやアクセサリーの試着、ウィッグの試着、ネイルチップの試着みたいな要素もあり、「具体的に似合うものを検討する」という意味でものすごく有用だと感じたので、ほかのサロンで1回受けているのと同じ内容の診断を受けた意味はフツーにあった。そもそも1回目と違う結果が出てるわけだし。

パーソナルカラーの結果のブレの話

1回目と違う結果が出た話は前回の記事で骨格診断の話のところでもしましたが、特に違うな~と思ったのは、前回の記事で最初に書いた「パーソナルカラー」の結果でした。

今まで受けたイメコン診断を時系列にすると「初回の顔タイプ・骨格・4シーズンパーソナルカラー診断」→「パーソナルデザイン診断」→「16タイプパーソナルカラー診断」→「Salon萠様でのトータル診断」という流れになるのですが、パーソナルデザイン以外はすべてパーソナルカラーの診断が含まれていました。
これらすべてのパーソナルカラー診断は同じ友人と受けたのですが、友人は診断結果がサロンごとに面白いように違ったので、一回受けるだけではわからないもんだな……という印象が特に強いです。パーソナルカラー診断で該当するスペックが変わることを「転生」と呼ぶ界隈があるっぽいのですが、友人は転生を繰り返しすぎて4シーズンのうち3つの季節に該当していたのでもうわけわかんねえな。
わたしは一貫してブルべ冬だったので、友人ほど劇的に結果がブレたわけではないのですが「ベストな色合い」として見せていただけるドレープはやっぱり診断ごとに違っていました。

前回の記事において、16タイプパーソナルカラーに関する記述で、「診断者と受ける診断内容、および受ける側の心構えで変わる気がする」と書きましたが、やっぱり大きくは診断者と診断内容によってブレるんだと思います。4シーズンと16タイプじゃ違うだろうし、一緒にほかの診断を受けるかどうかによってももしかしたら違うんじゃないだろうか?
最終的にはどの結果を信じるか、という話になっていくのですが、わたしは一番総合的な判断をしてくれたSalon萠様の結果に基づいて今後のファッションを検討していきたいなと思っています。いただいた資料が一番パーソナルな結果に基づくものだったので、わかりやすいというのもある。

で、「受ける側の心構え」に関する部分ですが、これは診断を繰り返す中で、自分が表現したい自分が変わっていった自覚のもと、徐々に似合う色が変わっていったのではないか?と思っています。最初の診断では無難でボーイッシュな路線を希望していたけど、16タイプを受けるころにはわりかし個性派なジブンを演出したいです……みたいな方向に変わっていったし、最終的には自分の女性らしいあり方を表現する方法を探っているので全然2年前とは心の持ちようが違いますわ。

イメコンスペックは(私が受けたパーソナルデザイン診断のような例外はありますが)基本的に外見を構成する生得的な要素を分析する手法だと思います。でもその結果を踏まえて心の持ちようが変わることは、「他者から見た似合うもの」を変える力があるかもしれないな……と感じています。
この記事の顔タイプのところで「顔の作りそのものが表情の印象に大きな影響を及ぼしているという可能性」について言及していますが、逆に表情とか内面の部分が顔の作りに影響を及ぼすことだってあるでしょうや。表情が豊かになれば筋肉の付き方とか変わりそうだから、顔タイプも変わるかもしれない。また精神が安定してると肌質良くなるだろうから、肌色が変わってパーソナルカラーも変わるでしょう。

とにかく前向きになることで似合うものは変わるし、だからこそ診断結果にとらわれすぎる必要はない、とも思える。やっぱり把握しておくことで豊かにはなると思うけどね。

スペクトルカラー診断の話

さて長々と書いてきた記事を、最後にスペクトルカラーの話をすることで締めたいとおもいます。……締まるかな。

スペクトルカラー診断はこういうものだそうな。

これは外見に似合うものだけれど、かなり内面に左右される概念という気がしました。実際、上記リンク内にも「心が癒される内面カラー」という概念が言及されていますね。
Salon萠様では「自分が戦隊ものだと何レンジャーなのかわかる」とおっしゃられてましたが、色の持つイメージ、というか、色に対して世間が抱く印象のうち、どんな部分が自分に合って見えるのかを説明してくれます。

わたしは青が一番似合うという結果になりましたが、たとえば空や海のような「自然の青」のイメージではなく、あくまで「人工的でクールな青」のイメージらしいです。また「青には誠実でクリーンなイメージも付きまといやすい」けど私に似合うのはそういうのではない、というふうに言われました。もらった資料にでっかく「強さ!!」って書いてあるわ。紫じゃ弱いらしい。相当強い青だぞ。骨の髄までブルべ。

同じ色が似合う結果だとしても、まとう印象が異なるということは大いにあるんですね。そりゃツイッターの鳥の青と深海の青は違うもんな。……世に戦隊ものの番組がものすごくいっぱいある中でどうやって差別化してんだろうと思ってたんですけど、同じ青レンジャーでもさわやかキャラクターとクールキャラクターは全然違いそうだからそうやって分けてんのか。奥が深いな。

このスペクトルカラー診断は、魅せたい自分を決める指針としては一番わかりやすいのではないかな、と思いました。どの色が一番似合う、どの色が一番似合わない、この色とこの色を比べたらこの色が似合う、というのは、色に付きまとう印象を考えるとすごく面白い。しかし、一人で受けたらいまいち面白さがわかりにくいかもしれない、と思う。ほかのどの診断よりも他人の結果が気になるかもしれない。

というわけでフォロワー諸兄は是非女性とお誘いあわせの上、Salon萠様にてトータル診断を受けることをおすすめします。なんで執拗にここでのトータル診断を勧めるかについては、記事を全部ちゃんと読めばわかってもらえると思う。

おすすめだぞ。


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