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城平京『虚構推理 スリーピング・マーダー』読了

第二長編。

メインの二人は平常運転ながらストーリーは前作と大きく異なる。

岩永琴子の高校生活が描かれ始め、これは彼女の前史、エピソードゼロなのかと思いきや、舞台はやはり現代。

とある大富豪が三人の子供に〈お前たちの母親を殺したのは私である。その方法を推理せよ〉と遺産相続の優先権を絡めて謎を与え、裁定役に岩永を指名するのだが、いきなり彼女は談合を持ちかけてきて……。

一応怪異は出てくるものの、六花の関与が稀薄だからか前作のようなバイオレンスアクションは皆無で九郎も手持ち無沙汰気味。

あとペイズリー柄って。

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